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会社が2年つづいています。びっくりしっぱなしです。

編集とイベントの会社「ツドイ」が3期目に入りました。創業から丸2年が経ったことになります。おかげさまで2年連続黒字となり、きちんと納税もできそうです。メンバーも増えて、みんな成長しています。会社の外にも、ゆかいな仲間が増えました。

いいことがたくさんあったので、ちょっと近況を書かせてください。ちなみに本記事、スクロールすると長いかもしれませんが、それは紹介したいリンク先がたくさんあるせいで、テキスト量はそんなに多くないです。2000字ちょい。

たのしい人たちが「ツドって」くれています。

引っ越しから1年。オフィスは変わらず神保町にあります。ライター、編集者はもちろん、プロデューサー、コピーライター、デザイナー、イラストレーター、キュレーター、エロデューサー、小説家、写真家、カープファン、催眠術師、LINE社の方、無職。ほかにもたくさん。いつもいろんな人が約束の有無問わず訪ねてきてくれて、「準レギュラー」のようにいてくれて、それがたのしいです。

ツドイのロゴは、デザイナーの石井くんに「編集の『集』とイベントをあらわす『集い』でツドイなんだよね」と発注したところ、「たくさんの人が集まるように、矢印の集合にしておきました」と意味をもう一つ足して作ってくれたものなんですが、その通りになっています。石井くん、すごい……。

レギュラーメンバーも頼もしい。

レギュラーの働きぶりも頼もしいんです。ちょうど1年前に合流した副社長の松田が「決められる」プロデューサーとして進行や制作をメリハリつけて管理し、6月から加入した新入社員がその右腕となって俊敏な動きを見せてくれています。

常駐してくれているライター/編集者のチャン・ワタシは、その丁寧な原稿作りで社内外から信頼を得ているし、いっしょにオフィスを借りているフリーのPRディレクター片山さんとは、毎晩のように互いの企画・仕事について「どうかなーピンと来ないなー」、「それめっちゃいいですね!」と遠慮せず意見を出し合っています。一線級のPRマンがいつでも企画見てくれる贅沢な環境。今年は協業もしていきます。ここに、スポットで手伝ってくれているアルバイトの学生が2人。このふたりも、いい子たちなんです。

よりフニャフニャとした相談が増えた2期目

そしてあいかわらず、お客さんにも恵まれています。規模や年齢、年次を問わず、みなさんツドイの立場やアイデアを尊重してくださっていて、夜中に副社長と「ほんとありがたいな……」としみじみすることもしばしばです。ひとしきりありがたみを感じたあとは「その期待に応えないとね」と、またパソコンに向かいます。

1期目と比べて、ご相談の内容がちょっと変わってきました。「これをやってくれる人を探しているのですが、ツドイさんどうですか?」という連絡の多かった創業初期と比べ、「こういうことで困っているんだけど、ツドイさんなんとかしてくれない?」、「ここを面白くしたいんだけど、いいアイデアないかな?」と、企画が固まる前のよりフニャフニャとしたところからご相談いただけることが増えていて、それがたまらなくうれしいです。

LINEの「BLOGOS」編集部村上さんといっしょに企画した神保町編集交差点はまさにそういう企画でした。

「SUUMOタウン」の岡さんにも、イベント、連載、インタビューと、いい機会をたくさんもらいました。

この他にも、多種多様な方々と、いろんなお仕事をさせてもらった1年でした。ご興味ある方はぜひ、弊社のWORKSをご覧ください。

ほんとうのことを言うと

今まだ水面の下にある3期目の仕事も、「それ、うちでやらせてもらっていいんですか?」とお話もらったときにびっくりした(でも平静をよそおって「もちろん、やらせてください」と頼れる感じで言った)ものばかりで、「これできんの?」の恐怖と、「ここでかましてやる!」の興奮が半分半分の毎日を過ごしています。たぶんこの感情の揺れは、うちの会社にとってすごくいいバランスです。

1期目もそうでしたが2期目も、想像もしてなかった規模・角度・人からのお仕事ばかりでした。いや……ちょっといい人ぶりすぎかな。もうちょっとほんとうのことを言うと、いつかはそういう仕事も出来るようになるんだと思っていた仕事が、想像以上に早いタイミングでもらえている状況です。

めちゃくちゃうれしいんですけど、それってもしかしたら評判の方が前を歩いてるってことかもしれないので、改めてメンバーそれぞれがちゃんと力を伸ばさないといけないし、「こんなもんか」と思われないよう(そんなこと言う人うちのお客さんにはいないんですけど)がんばろうねと、そんな話を合宿に行ってみんなでしました。ぼくも、編集者としての力を鍛え直す1年にしたいと思っています。

この2年あったいいことは全部、このnoteを読んでくださったり、ツドイ文庫に来てくださったり、どこかで「ツドイって人たちがいてね」と噂してくれたり、口にしないけど気にしてくれているみなさん。そして、いつもごきげんですばらしい仕事をしてくれるパートナーのみなさんのおかげです。みなさんあってのツドイです。いつもありがとうございます。

さあさあ3年目もツドっていきましょう。今後とも、よろしくお願いします。