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おでんの変化と経営

セブンイレブンの「7種の具材 おでん」をよく食べます。
冬場は常温、夏場はチルドのコーナーに置かれる、
袋詰めされたおでんです。

家であたためて食べるタイプで、
夜食にもおつまみにもなるので、
常備しておくと便利なのです。
なにより、おいしいし。

先日ストックが切れたので買いにいったら、
これまで入っていなかった「つくね」が、
このセットに含まれるようになりました。
温めるときにはじめて気づきましたが、
商品名も「8種の具材 おでん」に変わっています。

前は

・大根×2
・卵
・ちくわ
・ごぼう巻
・さつま揚げ
・こんにゃく
・昆布

というメンバーだったのですが、

ここから大根(×1)、ごぼう巻が抜け、
きんぴらの三角揚げ、鳥ごぼう入つみれが、
メンバー入りしました。

・大根
・卵
・ちくわ
・さつま揚げ
・こんにゃく
・昆布
・きんぴらの三角揚げ
・鳥ごぼう入つみれ

これが今の、スタメンです。
十分おいしかったのに、
さらにおいしくなってしまいました。

職場からも家からも近いので、
セブンイレブンばっかり行ってしまうのですが、
同社の商品は、こうしたすごく小さな改善が
随所に見られて、いつも感心してしまいます。

すでに結果を出している商品やチームに
メスを入れるのはもちろん大変ですが、
その手術も「これ、もっとよくならない?」という
ことを誰かが言い出さないと行われません。
ちょっと想像するとわかると思うのですが、
それってすごく、めんどくさいことなんですよね。
仕事を増やす行為なわけで……。

トップダウンかボトムアップかはわからないけど、
そこをきっちりやるセブンイレブンは、
まだしばらくは業界トップにいるんだろうなと
夜中におでんをたいらげながら思いました。