2022清秋ジャンプステークス特別登録馬分析前編
清秋ジャンプステークスに特別登録された16頭のうち8頭の特徴と短評をしたいと思います。
アルトリウス
昇級後の成績は0,0,0,4。唯一掲示板に入ったのは重馬場だった阪神一般OPで5着。未勝利も重馬場は5着で、初勝利もやや重だった事から重に近いやや重の方が強いかもしれません。不安材料はスピードはないので、良馬場なら割引ですね。正直消して良いかもしれません。
エミーリオ
昇級後の成績は0,1,0,2。未勝利時代負かせた相手は21年の中京3900メートルで行われた京都HJ勝馬のマーニ、20年のイルミネーションJSのエンシュラウド、22年のペガサスJSのビレッジイーグルがいる。いつかは未勝利脱出するだろうと思っていたら、障害7戦目でまさかの1年2か月脚部不安のために休養。平地で調整したのちに障害復帰。2戦目で初勝利を収める。どちらかといえば左回りが得意ですが、襷コースも得意。中山は初ですが積極的な競馬ができれば上位に食い込めると思います。不安材料は右回りの周回コースとバンケットで実績が少なく初勝利の小倉のみとなっています。また距離も3001メートル以上は一度しか経験がなく距離適性があるのかは未知数です。とはいえ最初に話した馬に勝っているので、ここで勝って名を上げてほしいです。
サンティーニ
昇級後の成績は1,0,0,1で昇級2戦目で2勝目を挙げています。また障害周回コースでは掲示板を外していないのは好印象。小倉は馬券外がないのは好印象です。距離も勝利した前走阪神一般OPは3110メートルなので、100メートルの距離延長なら問題ないでしょう。不安材料は勝利した阪神一般OPで相手になったのは2着のヴァーダイトのみでそのヴァーダイトも新潟JSで3着になったものの1、2着以外は格上も緩め仕上げだったり格下だったりとなるべくしてなった感が否めない。本当に強いかはやらないとわからないですが、ここで勝てば本物と言えるかもしれません。
ジェニミキング
昇級戦で入障7戦目で初勝利。注目は今年に入り復帰戦だった小倉未勝利を除き3戦連続で上がり1位をマーク。中山は意外と上がり勝負になるところから前が潰れる展開だと面白いです。不安材料は負かした相手に強そうなのがタイセイトレイルくらいでそのタイセイトレイルもどこまで強いか未知数。中山は前有利な展開が多いため、前が止まらなければ掲示板で終わる可能性も高いです。
タイキフロリゼル
昇級後の成績は1,0,1,1で今年の三木ホースで勝利しています。三木ホースの勝ち馬には今年の中京3900メートルで行われた京都HJのタガノエスプレッソや18年の中山DSのニホンピロバロンという猛者がおり、そこに名を連ねることができるか注目です。距離と実績はメンバーの中ではトップクラスですので、ここで勝って秋の重賞に弾みをつけたいところでしょうね。不安材料は好走してきたのは3歳の減量が効いていた時で今回61キロ斤量。また、レース間隔が3か月空いていると好走か凡走かのどちらかの競馬をするので安定感に欠けます。また阪神での成績がいいので、結果次第だとは思いますが京都JS狙いかもしれません。個人的にはここを勝って東京HJ、中山DSと行ってほしいですけどね。
タイセイトレイル
昇級戦ですが、あまり関係はないと思いますが矢作厩舎から小林真也厩舎に転厩後好走が続いてます。中山ははじめてですが生粋のステイヤーですので、距離不安はありません。淡々としたペースで臨めば好走する可能性はあるかもしれません。不安材料はステイヤーは障害好走しない馬が多くここは様子見でも良いかもしれません。
ダイメイコスモス
前走昇級戦の小倉一般OPで5着掲示板でした。平地力はどちらかと言えば平凡なので、積極的な競馬をする必要はありますが、掲示板には争いはできると思います。不安材料は足が遅い割に前走後ろからの競馬でした。今回も同じような競馬だと掲示板争い程度で終わる可能性も。。
タマノジュテイラ
昇級後の成績は0,0,0,4。落馬してしまいましたが今年の中山新春JSで経験をしています。ここ2走は掲示板争いをしていますので、ペース次第にはなりますが、スロー展開なら面白いと思います。不安材料は中山の適性がない可能性はあるかもしれません。京都JSを狙っているのなら様子見かもしれませんね。
以上が8頭の紹介です。明日後半8頭の紹介をします。それではー
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