2023秋陽ジャンプステークス特別登録馬分析後編

こちらは後編です。前編はこちらをご覧ください。今回、特別登録された15頭を前後半に分けて簡単なプロフィールと東京3110メートルの適正と短評を紹介いたします。負担重量は特に記載がない限り59キロとなります。想定オッズは10/30 0:30時点のnetkeibaを参考にします。なお、100倍以上は小数点を省略しています。

フィロロッソ

想定4.5倍3番人気 牡6歳 平沢賢治騎手

障害成績1,1,0,0。自己条件をコツコツ勝ち上がり、平地OP入りしダートリステッドでも馬券争いするくらいの平地力があります。初障害では2着から3.1秒差付けての勝利。次戦京都一般OPでは勝利したロックユーから1.3秒差の2着でしたが、空馬の並走などやや不利な展開があったためそれでも2着は素晴らしいと思います。前で競馬ができるため、前残りしやすい東京はマッチしていると思います。不安材料は前が潰れる展開があれば馬券外はあるかもしれません。掲示板には残れそうですけどね。

ホッコーハナミチ

想定55.2倍12番人気 せ5歳 黒岩悠騎手

障害成績1,0,0,5。平地では3勝クラスのダートで掲示板争いができるくらい。中団からじわじわと上がってくる競馬を得意とするタイプです。仕掛けがうまくいけば掲示板争いができますが、上がりが速いと不発になる可能性が高いです。

マイネルダンク

想定111倍14番人気 せ5歳 草野太郎騎手

障害成績1,0,1,11。どちらかと言えば小回りが得意なので、小回りで狙いたいです。ただし、上がりタイムは良いので展開次第では好走もあり得ます。

ヤマニンマヒア

想定3.8倍2番人気 牡7歳60キロ 石神深一騎手

障害成績2,1,0,1。平地は瞬発力がある。逃げても好走、番手でも好走します。初勝利したレースの4着までのうち当馬を含めて3頭も勝ち上がり、2勝目を挙げています。また、昇級戦の中山新春JSでは2着に好走。3着が後に阪神SJ3着のジェミニキングと戦闘力は高いです。平地では左回りが強かったため、東京でも好走が期待できます。不安材料は逃げ馬が多いので、前が潰れる展開だと同じように潰れる可能性があります。この馬だけ残りそうですけどね。

ロードトゥフェイム

想定8倍4番人気 牡5歳 石神深一騎手?

障害成績1,0,2,0。平地ではステイヤーでした。決して速くはないですが、後ろからでも前からでも淡々としたペースでじわじわ前に出るタイプ。ペースも関係ないので、怖い存在です。

ロスコフ

想定14.8倍5番人気 牡5歳 草野太郎騎手?

障害成績1,0,0,0。平地ではダートで平地力も高いです。初障害初勝利を収めますが、驚きはその上がり。36.8秒は掲示板内の中で最速。また、前から競馬ができるのでハマれば圧勝する可能性が高いです。不安材料は勝利したレースの2位以下のその後のレースでも勝ち上がっていないので、それほど強くない可能性は高いです。

ワンダークローバー

想定53.2倍11番人気 牡5歳 難波剛健騎手

障害成績1,0,1,4。平地では未勝利。障害ではそこまで速い上がりは使えませんが、やや速いペースで掲示板争いができます。不安材料は前走でフィロロッソに負け、前々走にヤマニンマヒアに負け、三木ホースランドパークではザメイダンにも負けてます。それほど強くない可能性があります。

明日はデータ分析を行います。それでは

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