2021秋陽ジャンプステークス買える穴馬と危険な人気馬を考察する

比較的固い決着の秋陽ジャンプステークスですが、1〜3番人気で決着したのは5年中1回のみ。では、なぜ人気馬は崩れたのか?その隙を突いた穴馬はどんなタイプなのか?検証したいと思います。

2020年
1番人気フォワードカフェ競走中止
3着 8番人気ケンホファヴァルト
2018年
3番人気ヒルノマゼラン 9着
3着 11番人気のハルキストン
2017年
2番人気キングナポレオン 9着 
3番人気のメイショウヒデタダ 13着
1着 4番人気のシンキングダンサー
3着 5番人気エルゼロ
2016年
3番人気 アロヒラニ 5着
2着 5番人気ルペールノエル

共通して言えるのは、人気馬は実績のない馬とピークを過ぎた馬。また、未勝利戦を逃げてぶっちぎった馬も危険と出ました。穴馬は昇級戦若しくはその年の障害重賞で掲示板争いをした経験のある先行または差し馬です。

今のところ危険と判断できるのは、3番人気想定のシャンボールナイトとなります。4番人気ですが、クライムメジャーも危険とでました。下位人気ではアースドラゴン、クイックファイア、テイエムコンドル、ニシノベイオウルフ、ビルジキール、ぺガーズとなります。

期待できるのキャプテンペリー(阪神SJ6着)、シンキングダンサー(阪神SJ3着)、セプタリアン(小倉SJ4着)、ハルキストン(東京HJ6着ギリギリ掲示板争い)、ハルクンノテソーロ(阪神JS6着、新潟JS6着)となります。

シンキングダンサーはピークを過ぎていないのか?

20年の中山GJまで確実に強かったイメージがある当馬ですがレース後去勢をして、迎えた中山DS8着、阪神SJ3着、中山GJ8着、東京HJ10着と成績不振が続いています。しかし考えてみてください。出たレース全て障害序列級が出るレース。OP特別のこのレース。このメンバーどう考えても負ける要素がないというのが一般的でしょう。当ブログもそう考えています。しかし、8歳の彼にとってレースそのものが疲れてしまっていたり、走らなくてもいいんだと考えていたら。。という精神的な不安要素はあります。

セプタリアンは?

そうなると下位人気の可能性を模索します。セプタリアンはたしかに小倉サマーで4着でした。しかし、小倉サマーの勝馬アサクサゲンキは次走の東京HJ惨敗。2着のマサハヤドリームは京都JS6着。セプタリアンは?となるといくらOP特別とは言え馬券争いに加わるのか掲示板争いかと言ったところでしょう。唯一の加点要素しては東京で初勝利をしているという事。しかし、逃げて圧勝しているので、どうでしょうか。

ハルキストンは?

長期休養明けからの成績は阪神JS10着、東京HJ6着着。今回は?と言ったところです。確かに阪神JSは10頭中10着。東京HJもギリギリ掲示板争いの6着とあまり良くなく見えます。しかし、着差を見るとどうでしょう。阪神JSは4.6秒、3着と3.2秒差。東京HJは3.2秒、3着と1.9秒差と詰めて来ています。今回のメンバー的に相手はシンキングダンサーとキャプテンペリーくらいでしょう。

ハルクンノテソーロは?

障害重賞で2回連続掲示板争いをしていますので、期待は高く見えます。東京で初勝利を挙げています。前走の5着は少し気になりますが、初めての3000メートルを切る短距離でのレースに戸惑ったかもしれません。今回は3110メートル。前走大外枠から前に出ましたので、やや外でも先行争いをする可能性は高く、この馬も馬券争いに名乗りを上げるでしょう。

キャプテンペリー?

一番勝利に近いのは当馬と考えます。理由は阪神SJ6着と馬券争いをした事です。3着のシンキングダンサーから1秒差を考えると全く歯が立たないかもしれませんが、3900メートルの阪神と違い今回は3110メートル。シンキングダンサーも乗り替わりや成績が不安定な分、この馬の方が安心できる材料が多いです。

最終予想に近い見解になってしまいましたが、ご参考になればと思います。それでは

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