阪神スプリングジャンプ全頭診断

遂に春障害王者を決める中山グランドジャンプの前哨戦に当たる阪神スプリングジャンプがはじまります。まず、特別登録された10頭を紹介と考察をしていきましょう。

メイショウダッサイ

1.2倍 1番人気 牡8歳62キロ 森一馬騎手

障害界のナンバー2であり、昨年の中山大障害の勝馬であります。ジャンプ重賞成績は3,2,2,0。昇格後12連続馬券になっており、まずこの馬は外せないです。阪神スプリングジャンプは意外にも初出走ですが、阪神ジャンプステークスは昇級戦で走っており、距離不安も阪神コースも問題ないと思います。不安材料は森一馬は囲まれてしまうと力が発揮できないという可能性があります。

シンキングダンサー

4.1倍 2番人気 せん馬8歳60キロ 石神深一騎手

JG1常連組。ジャンプ重賞成績1,2,2,11とパッと見悪そうに見えますが、掲示板外は何と4回とそんなに悪くないです。しばらく金子光希騎手のお手馬でしたが、石神深一騎手で3戦して五十嵐雄祐騎手と乗り替わり3戦して再び石神深一騎手に戻りました。五十嵐騎手時代の成績は0,0,0,3だったのに対し石神深一騎手の成績は1,1,0,1というのが好材料です。重賞勝ちもある馬ですが、斤量がメイショウダッサイより2キロ軽いのはいいですね。不安材料はピークが過ぎてしまった感はあります。また、石神深一騎手の1勝は重賞ではなくOP特別。昨年のこのレース4着でしたが、1着のオジュウチョウサンから2.1秒。同斤量だった3着のトラストから0.6秒差を考えると現役世代の重賞級と比較しても見劣りする感じはあります。

ブライトクォーツ(回避)

6.5倍 3番人気 牡馬7歳60キロ 西谷誠騎手

現在障害界のナンバー4ですね。前走の中山大障害まではナンバー3でしたが、タガノエスプレッソに2度負けてしまったので、1つ序列を下げました。ジャンプ重賞成績は0,2,1,4。障害デビュー後しばらく熊沢重文騎手が主戦でしたが、昨年の同レースから西谷誠騎手に乗り替わりました。初戦はオジュウチョウサン、シングンマイケル、トラストという障害界のスーパースター達に圧倒され、更にシンキングダンサー、ヒロシゲセブンにも差され6着に惨敗しますが、超過酷を極めた昨年の中山グランドジャンプを3着。阪神開催の京都ジャンプステークスでは負傷したオジュウチョウサンを差し2着に好走しました。馬の能力はシンキングダンサー以上ですので、普通に考えたら2着は固いとなりますが、そこが通らないのが西谷誠騎手。迷騎乗が炸裂すると馬券外に飛んでくる可能性が十分にあります。

ビッグスモーキー

24.2倍 4番人気 せん馬6歳60キロ 植野貴也騎手

タガノエスプレッソ同じく昨年大出世した馬です。ジャンプ重賞は阪神開催の京都ジャンプステークスでオジュウチョウサンからハナ差の4着と昨年の中山大障害での10着。昨年の清秋ジャンプステークスで逃げが決まり1着と段々と目立つ存在になりました。JG3なら通用すると思います。不安材料はまだまだトップクラスに肩を並べるレベルではないため頑張っても掲示板に載せれるか載せれないかという競馬しかできない事です。

スマートアペックス

27.8倍 5番人気 牡馬4歳59キロ 騎手未定ですが中村将之騎手でしょう。中村将之騎手で確定しました。

当ブログでかなりの推し馬です。平地ではコントレイル、デアリングタクトと何かと活躍する4歳勢ですが、同世代の同馬には是非障害界最強を目指して欲しいです。ジャンプ重賞は初挑戦です。昇級戦は清秋ジャンプステークスでビッグスモーキーから0.2秒差の2着。明け4歳で迎えた前走の中山新春ジャンプステークスではマサハヤドリームから1.1秒差を付けて勝利と確実にOP特別では敵なしを作りつつあります。勝ってきたレースにはJG3で馬券になった馬もいるためこのレースでも最低でも掲示板。メイショウダッサイ以外の上位3頭とまともにやれる実力はあると思います。また、4歳馬という事もあり斤量が他馬より1キロ軽いのは好材料です。不安材料はJG3クラスには勝っていますが、JG2上位クラスとは初顔合わせなので、能力は未知数。鞍上の中山将之騎手も重賞勝利はないため人馬共にどこまでやれるか正直ここが試金石となるでしょう。(訂正)中村将之騎手重賞4勝していました。14年の京都ジャンプステークスが最後なので、復活が狙えると思いますので、楽しみです。

キャプテンペリー

34倍 6番人気 せん馬8歳60キロ 五十嵐雄祐騎手

重賞初挑戦です。昇級戦だった一般OPを勝ち上がり2戦目という上がり馬ですが、OP特別も走っていないので、流石に上位5頭より上位に食い込む可能性は低いと考えます。

サトノエメラルド

50倍 7番人気 牡馬6歳60キロ 高田潤騎手

ジャンプ重賞成績0,0,1,1と好成績です。平地でも条件戦を勝つ等今でも平地でやり合える力を持っているのはいいことです。前々走一般OPで勝ち、前走中京開催の阪神ジャンプステークス4着でここにきました。掲示板は狙いたいところ。恐らくここの成績次第でどうするかを決めるレースになるのではというところでしょう。

マイネルオフィール(回避)

110倍 8番人気 牡馬9歳60キロ 白浜雄蔵騎手

初重賞です。昇級2戦を3着と目立つ存在でしたが、そこから1年休養してしまいます。休養明けの中京一般OPではスマートアペックスから1.2秒の6着。前走小倉一般OPで4着と目立たなくなりました。一先ず完走目標。

グランソード

111倍 9番人気 牡馬6歳60キロ 難波剛健騎手

初重賞。昇級後の成績は0,0,0,4。二桁着順も2回と今回は厳しい競馬が予想されますが、今年に入りなにかと馬券に絡む難波騎手が騎乗なので、なんかあるかもしれません。

プレシャスタイム

160倍 10番人気 牡馬8歳60キロ 北沢伸也騎手

ジャンプ重賞成績は18年の中山大障害6着。そこから1年半の休養となりますが、そこからの成績は0,1,2,5と一般OPでは目立つ存在になりました。こんな成績なのに10番人気は美味しい存在。このメンバーなので上位に食い込むのは厳しいかもしれませんが、掲示板は狙える可能性が高いので、ひょっとしたらがある楽しみな馬です。

以上が全頭診断です。急いで作ったので、誤字脱字はご容赦ください。それでは

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