小倉春麗ジャンプステークス全頭診断中編

それでは、中編行ってみましょうー

ディード

想定46.9倍8番人気 牡5歳59キロ 西谷誠騎手

平地では1勝もできずに3歳で入障。試験タイム106.2秒と平凡。未勝利を脱出するのに27戦を要しましたが、そのほとんどは馬ではなく鞍上に問題があるようにも思える騎乗スタイルです。どう見ても逃げか先行馬なのにわざと発走を遅らせて中団や後方からの追込みかけたりと謎騎乗が多かったですが、前走やっと初勝利を収めました。今回は昇級戦です。3歳からずっと使いづめでレース間隔が1番空いても障害2戦目の7週でほぼ中1〜4週とと使い続けてるので、レースで調教させるというスタイルでここまできたともいい意味で言えますが、若駒だからこそできる芸当なのかなとも思えます。いきなりの可能性は低いですが、ひっくり返す可能性はなくはないので、三連系のヒモには入れてもいいかもしれません。不安要素は鞍上の謎騎乗ですね。

フィールインラヴ

想定116倍15番人気 せ6歳59キロ 中村将之騎手

3歳春までクラシックを目指していましたが、いい結果を残せず条件戦へ。3勝クラスまで勝ち進みますが去勢しても結果が残せず、5歳で入障。試験タイムは100.2秒と平凡でしたが、芝での上がりタイムがいいので初戦こそ7着でしたが、その後3着、1着と未勝利戦を3戦で脱出。前走の昇級戦で5着掲示板と有望株にまで登ることができました。不安要素は前走5着に好走しましたが、レースレベルはそこまで高くなく人気通りの2桁着順の可能性もあります。

フォイヤーヴェルク

想定3.6倍2番人気 牡8歳61キロ 森一馬騎手

デビュー前に「別の生き物」や「日本の3冠はもちろん、凱旋門賞まで意識している馬」と関係者が褒め称えていたのにも関わらず新馬戦でライアン・ムーア騎手騎乗で13着大敗。ちなみにこのレースの6着にグッドスカイがいました。グッドスカイを知らない人に障害成績3,4,3,1で主な勝ち鞍は新潟JSです。東京を得意とし東京HJ・JS・秋陽共に2着という成績を残しています。それは置いておいて17年の出雲崎特別でコウキチョウサンの8着に敗れ(コウキにはもう一度敗れています)次戦の萬代橋特別ではブライトクォーツに先着しています。2019年の六社Sではあのオジュウチョウサンに先着と入障前から数々の古豪とやり合ってきた本当の意味で「別の生き物」と言ってもいいでしょう。7歳で入障。試験タイム102.1秒と平凡でしたが、デビュー戦いきなり3着に好走。2戦目後続に1.3秒つけて快勝。初級戦と新潟JSを連勝し迎えた中京開催の阪神JS。7着に敗退。敗因は森一馬騎手の一番苦手とする内ラチ沿いで囲まれる状態になると抜け出せなくなり、そのまま見せ場を失うというもので参考外でいいと思います。今回は福島にコース形態が似ている小倉ですので、好走する可能性はあります。不安材料はその包まれてしまうと抜け出せない森一馬騎手の弱点です。また今年の森一馬騎手の成績も1,5,0,6と最近やっと1勝取れましたが、今回の小倉と相性が悪いようです。

ホッコーメヴィウス(回避)

想定89.6倍13番人気 せ5歳59キロ 黒岩悠騎手

せん馬でデビュー。1勝クラスを勝ちきれずに4歳で入障。試験タイム98.4秒とまあまあな時計を出しています。初戦は9着でしたが、3戦目に初勝利。昇級戦6着とまあまあな結果を出してここにきました。当馬にとっては格上挑戦になるレースは予想され、掲示板は難しいかなと思います。9着以内が目標になるかもしれません。

ボナパルト

想定60.9倍9番人気 牡7歳60キロ 白浜雄造騎手

500万下で結果を残せず5歳で入障。試験タイム100.8秒とまずまずのタイムで初戦に障害界ナンバー3に勝手に命名したタガノエスプレッソ(覚醒前)に0.1秒差の2着に好走。次戦と着差なしの2着。3戦目に初勝利を飾る。昇級戦に選んだのは小倉SJで結果は障害界ナンバー2のメイショウダッサイから3.0秒差の5着掲示板。そのあと一般OPでやりあい昇級4戦目にして2勝目。次走の中京一般OPで10着に敗れて10か月の休養を挟み休明けの小倉牛若丸JSで5着掲示板からここにきました。恐らくこの馬とシングルアップがペースを握ると思いますが、ハナを主張し合いなるとハイラップになる可能性はあるのかなと思います。不安予想は鞍上の白浜騎手の今年の小倉での成績が0,1,1,13と良くありません。またここ3走は上手くハナを主張出来ていますが、控えると好走できない可能性があります。

以上が中編の5頭となります。明日が最後の5頭を紹介します!それでは!

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