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阪神(中京)ジャンプステークス人気馬考察

京都競馬場が全面改修で阪神で振替る事に伴い、通常の阪神開催を中京開催に振替る事になり、実に14年ぶりに中京競馬場でジャンプ重賞が行われます。メドウラーウ(19年中山DS6着、20年新潟JS2着)ニホンピロバロン(18年中山DS)、アップトゥデイト(15年中山GJ、中山DS)、オースミムーン(13年京都HJ)、メイショウブシドウ(14年小倉SJ)と活躍馬を輩出しています。オースミムーンは14年中山GJ6着、14年中山DS5着、メイショウブシドウは13年中山DS3着、14年中山GJ3着と一線級の仲間入りしたと言っても過言ではないG2とにしてもいいくらいの大レースです。

さて、netkeiba本日0時現在の1〜5番人気に推されている5頭を考察したいと思います。

フォイヤーヴェルク

1番人気 父ディープインパクト 騎手未定

ファイヤーヴェルグと書いたり、フォイヤーベルグと
書いたりよく名前を当ブログで間違える馬です。。
新潟JSの人気馬考察でも書きましたが、六社Sでオジュウチョウサンに勝ったことのある馬です。前走新潟JSハロンタイム13.0秒というとんでもない時計で勝ちました。福島でも一般OP戦では13.2秒、未勝利では13.1秒のハロンタイムを持っています。まだ全てを晒していない部分が多いためどこまで信用できるかが不安要素ではあります。騎手は未定なっていますが、森一馬騎手で間違いないでしょう。不安要素はマイルタイムで見てみると新潟で105秒、福島で104秒とスローからミドルペースでの経験しかない事です。中京の経験がない事も不安材料です。

タガノエスプレッソ

2番人気 父ブラックタイド 騎手未定

14年デイリー2歳の勝馬です。15年のクラシックにも出たことのある馬です。重賞経験のある馬は強いです。前走極悪馬場の京都HJ3着に好走しました。中京は10着ですが、経験していることは好材料です。不安材料は、この馬が好走するのはミドルペースです。スローペースだと好走しないことが多いようです。ハイペースが経験がない事も不安です。また、主戦騎手の平沢騎手が乗れないのもマイナス材料です。

ルペールノエル

3番人気 父アドマイヤムーン 高田騎手

G1で3着2回、4着1回、5着2回、7着2回と重賞勝ちはないものの重賞での複勝率は40%とまあまあ高いです。昨年の成績は良くありませんでしたが、今年になってペガサスJSでは3着に好走しました。ハイペースで得意とする前目のつける競馬を得意としているので、出来るだけハイペースな展開が求められます。不安要素は10歳という高齢ということ。中京競馬場の土曜日が曇り予報ですが金曜日まで雨予報という事です。馬場が渋ると自分の競馬ができなくなる可能性があります。

ブレイクスピアー

4番人気 父ブラックタイド 熊沢騎手

オープン後複勝率57%という驚異的な数字を出しています。中京は2着と9着と2回経験があります。9着は後方からの競馬となってしまいましたので、参考外でいいと思います。スタートから積極的に前に出る競馬を得意とし、自分の競馬ができれば強いです。鞍上の熊沢騎手もそういった競馬が得意です。ハロンタイムが全て3位以内なのがこの馬の強みです。不安要素は熊沢騎手。ラフプレイと思える騎乗が多いです。実際、福島一般OPで1着入線し2着に降着。牛若丸JSでは脚元不安があるトラストだったので致し方ないところもありましたが、追うのをやめた事で騎乗停止を受けたりと何かと話題になります。ブレイクスピアーも人気薄になると好走しない事もあります。

サトノエメラルド

5番人気 父キングカメハメハ 騎手未定

前走小倉一般OPでマイルタイム102秒、ハロンタイム13.0秒と超ハイペースでレコード勝ちしました。昨年の阪神ジャンプステークスでハロンタイム13.4秒と速い競馬を見せています。高田騎手がルペールノエルに乗るので騎手が未定なのが残念ですが、出走したら面白いかもしれません。不安要素はスローペースでの好走しない可能性がある事です。ハナを主張すると思われるためスローにはならないと思いますが、ブレイクスピアーとハナを奪い合いになった時に潰れる可能性があるかもしれません。

以上が人気馬考察です。非常に楽しみですね。それでは。

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