競馬初心者向け講座その12単複馬券について

前々回は複勝は一番です。前回はワイド全ながしをお伝えしました。今回は過去に少し触れましたが、単複馬券についてご説明します。
まず単複馬券という馬券はありません。単勝と複勝をそれぞれ買うので、単複馬券といいます。似た馬券にがんばれ馬券というものがありますが、こちらは単勝と複勝同じ額で同時に買う必要があります。500円がんばれ馬券を買う場合、単勝と複勝500円合計1000円を馬券購入時に同時に買う必要があります。それでは、単複馬券の説明をします。

例として単勝4倍複勝1.5倍の馬がいたとして、このレースに10000円分買おうとします。単勝に全額投じると40000円、複勝に15000円になります。複勝配当を10000円になるようにして、残りを単勝に当てます。ちょうど10000円にはならないので、切り上げで6700円もしくは7000円にします。わかりやすく7000円にしましょう。残りの3000円を単勝にします。
仮にこの馬が1着の場合の配当は
単勝4×3000=12000円
複勝1.5×7000=10500円
合計22500円になります。
2〜3着なら10500円です。

元は取れました。これで次のレースもできます。配当を少し上げたいのならば、若干ガミるように買うのもアリです。その馬を信じるか信じないか。自分の欲に素直か理性を働かせるかだけです。ただし、この買い方が単勝オッズが1倍台特に1.5倍以下ではリスクしかありません。また、単勝と複勝オッズの差がない。逆に開きすぎもリスクしかありません。素直に複勝を買いましょう。

複勝は固く確実に増やしたい場合
ワイド全ながしは荒れ想定
単複は固いけど、この馬だけが突出している場合という使い分けができれば、非常に強い馬券です。ご参考にしていただけたらと思います。

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