2024小倉サマージャンプ特別登録馬考察

今回中京障害3300メートルで行われる本レース。特別登録された6頭の戦績、プロフィールと中京適正と短評をまとめました。想定オッズは8/19午前21時時点のもの。負担重量は全て60キロです。

ヴィジュネル

想定オッズ5.0倍3番人気 牡6歳 中村将之騎手

障害成績2,3,2,0。入障から全て馬券になっているのは好材料。開幕週での成績は2,3,1,0と更に良くなる。また少頭数は展開を読まなくて良くなるので、連勝も夢ではない。不安材料はこれまで3000メートル以下でのレースしか経験がないこと。初勝利後の負けた相手のその後の成績が0,0,2,1と奮っていないことです。まあ、2度の3着は東京JSと新潟JS。勝てなくても馬券に絡みそうですがね。

トゥルボー

想定オッズ14.3倍5番人気 牡8歳 石神深一騎手

障害成績4,0,0,4。初障害初勝利、障害重賞2勝と有力視されていましたが、まさかの2年1か月の休養。昨年平地を挟みイルミネーションJSで掲示板外の7着。そこから7か月の休養を経て臨んだ前走東京JSでは先行しての掲示板争いの6着と粘りを見せた競馬ができたのは好材料。中京障害3300メートルは勝利した阪神JSと同じ距離であり好材料だと思います。まあ鞍上の石神騎手のここ5年の中京障害3300メートルの成績は2,1,0,1といいと思います。不安材料は、2年以上の休養後の成績があまりにも悪くピークは過ぎたと思うところ。明らかに戦闘力が下がっています。展開の助けが必要なところですが、少頭数だと厳しい。策が欲しいところです。

ニューツーリズム

想定オッズ14.2倍4番人気 せ8歳 伴啓太騎手

障害成績2,3,3,12。パッとしない競馬が続いていましたが、伴騎手に乗り替わり変わり身を見せたと思います。成績は0,1,2,3ですが、馬券外の3戦とも掲示板内というのは好材料です。また左回りと小回りに強いというところも高評価です。不安材料は20戦もしているのに中京が初めて。タフな中京障害3300メートルの適性があるかは未知数。伴騎手の複勝率も22年0.347、23年0.387に対し今年は0.221とやや不調。

ホッコーメヴィウス

想定オッズ1.4倍1番人気 せ8歳 小牧加矢太騎手

障害成績6,7,2,11。障害重賞成績も4,6,1,5と良く、前走新潟JSでは2着から0.1秒差で勝利し復活しました。中京は初勝利と22年の今回と同距離の阪神JSで勝利していますので、有利と考えます。スピードは落ちてきていますが、まだまだ戦闘力はあると思います。不安材料は、昨年から明らかに戦闘力が落ちてきている事。前走新潟JSでは勝ちましたが、2着だった昨年のサクセッションは前年の勝ち馬。とは言え戦闘力は重賞級なのかと言うと少し物足りない。今回そこそこ強い相手にどこまでやれるかがポイント。

メイショウハチク

想定オッズ123倍6番人気 せ10歳 騎手未定

障害成績1,1,2,20。完全に切りかと言うと微妙に成績を残しているので、切り捨てきれないのがこの馬の悩みどころ。少頭数なので、押さえてもいいかもしれませんね。

ロスコフ

想定オッズ5倍2番人気 牡6歳 草野太郎騎手

障害成績1,3,0,1。馬券外も今年のペガサスJSでの4着。前走東京JSではジューンベロシティから0.1秒差の2着と強さを見せた。また、この時の3着馬がヴィジュネルに勝っていることからこの馬の方が強さを見せていると思います。不安材料は、重賞級のジューンベロシティには負けましたが、同じく重賞級のホッコーメヴィウスにどこまでやれるかは微妙。ホッコーメヴィウスも東京JSに出ていますが、競走中止なので、勝負付できていないのは痛いところです。

以上が考察となります。

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