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阪神スプリングジャンプデータ分析

人気別成績

例年の阪神SJは1〜3番人気で決着する固いレースですが、それはオジュウチョウサンが出ていたからであり、今回はオジュウチョウサンが未出走だった2015・2016・2018年の3年間でデータをとりました。
1番人気 1,1,0,1
2番人気 1,0,1,1
3番人気 0,1,1,1
4番人気 1,0,0,2
5番人気 0,0,2,1
6番人気 0,1,0,2
7番人気 0,0,0,3
8番人気 0,0,0,3
9番人気 0,0,0,3
10番人気 0,0,0,2
11番人気 0,0,0,2
12番人気 0,0,0,2
13番人気 0,0,0,2
意外なことに1〜3番人気の複勝率は66%と高いです。だいたい6番人気までで決着するパターンです。7番人気以下の好走が近年無い事から荒れるレースとまでは行かないようです。今回8頭立てですので、7・8番人気は厳しいでしょうね。

馬番別成績

① 1,0,0,2
② 1,0,1,1
③ 0,1,1,1
④ 0,1,0,2
⑤ 0,1,0,2
⑥ 0,0,0,3
⑦ 0,0,0,3
⑧ 0,0,1,2
⑨ 0,0,0,3
⑩ 0,0,0,2
⑪ 0,0,0,2
⑫ 1,0,0,1
⑬ 0,0,0.2
内枠優勢ですね。ただし、序列が付いてる馬は正直言ってどの番号でも好走しますので、一概に外枠に有力馬、内枠に穴馬でも変わる可能性が高いですので注意が必要です。今回8頭立てですので、枠はそれほど気にする必要はないと思います。

前走別成績

中山DS 3,1,1,5
東京春麗 0,0,1,3
牛若丸JS 0,0,0,2
中山新春 0,0,0,1
イルミ 0,0,0,1
京都OP 0,1,0,5
中京OP 0,0,0,5
中山DS組が3連勝中です。ただし、勝ったのは3着以内という条件付き。これに該当するのはメイショウダッサイのみです。続いて東京開催だった春麗JSと京都一般OP組。今年は小倉開催のため、小倉勢という事になります。少なくとも馬券内と言いたいところですが、掲示板でしょうかね。

あまりにもデータにならいないので20〜16年で見てみました。

中山DS 3,4,2,10
イルミJS 0,0,1,0
中山新春 0,0,0,1
中山春麗 0,0,0,1
東京春麗 0,0,1,4
牛若丸JS 0,1,1,2
京都OP 0,0,0,8
中京OP 0,0,0,4
阪神未勝利0,0,0,1
平地重賞 2,0,0,0←オジュウチョウサン

平地は無視して、やはり中山DS組が優勢です。これも馬券圏内が最低条件です。次に牛若丸やイルミネーションのようなOP特別組が続いますが、不思議な事に東京・中山春麗組と中山新春組は馬券圏外という嫌なデータが出てきました。これは、スマートアペックスにはマイナス材料です。と言っても4歳馬の成績も悪いので、不利な条件だからといって軽視は禁物です。今回牛若丸組もいないので、こちらもメイショウダッサイのみ有効なデータとなります。

脚質別成績

こちらは過去10年分のデータになります
逃 3,2,1,7
先 6,8,7,16
差 1,0,2,23
追 0,0,0,32
ジャンプ重賞で定番になりつつある逃げ先行勢優勢ですね。後方からの競馬になりやすいプレシャスタイムには痛いデータですね。

データ上ではメイショウダッサイ一択のようです。

では、これまでのデータ外の馬の好走条件は?

2020年阪神SJ3着のトラスト
昇級後の3,0,2,0。OP特別は2018年秋陽JS1着、2019年中山春麗1着、牛若丸1着。重賞は2019年東京HJ3着。

2018年阪神SJ2着のグッドスカイ
昇級後の成績は2,3,3,1と唯一馬券外は2017年の阪神SJの6着のみ。OP特別は2017年の秋陽2着。2018年牛若丸3着。重賞は2017年の東京JS2着、新潟JS1着、東京HJ2着。

2016年阪神SJ3着のヴィーヴァーギブソン
昇級後の成績は1,0,2,6。掲示板外は昇級戦一般OP10着のみで、残りの5戦はOP特別。前走東京春麗3着。

この3頭に共通している事は掲示板を外さない競馬が継続している事。前走本場で3着以内に好走している事です。

以上の事から好走が期待できる馬は

スマートアペックス
昇級後の成績2,2,0,1。馬券外は昨年の秋陽JSの4着。本場は中山新春1着と昨年の清秋JS2着。

サトノエメラルド
昇級後の成績1,0,1,1。馬券外は中京開催の阪神JSの4着。本場では一昨年の阪神JSの3着。昨年の好走は小倉と中京のみとマイナス材料

昨年の中山DSの掲示板外を無視した場合だと

ビッグスモーキー
昇級後の成績1,1,2,2。馬券外は一般OPの5着と阪神開催の京都JSの4着。本場昨年の清秋JS1着。

シンキングダンサー
昇級後の成績4,2,4,13。掲示板外は17年の東京春麗の6着、東京HJ8着、18年の中山GJ7着、新潟JSの競走中止。昨年は阪神SJ4着。中山GJ4着。中山DS8着と重賞とはいえ好走したとは言えません。

もちろんメイショウダッサイもこのデータに当てはまります。昇級後の成績は6,4,2,0。掲示板外というか馬券外なし。正直死角はない。

以上の事からビッグスモーキーとスマートアペックスは好走条件に当てはまり、シンキングダンサーとサトノエメラルドがそれに続く形となると思います。

そう言えばJG1勝馬の試験タイムってどうなんだろうと調べました。

まずオジュウチョウサン
116.4秒

シングンマイケル
112.0秒

メイショウダッサイ
100.5秒

ニホンピロバロン
104.8秒

意外とタイム出してないですね。
それでは!

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