京都ハイジャンプを終えて

さあ、今年の障害重賞3つが終わりました。先に言っておきますが、私は負けました。さて、全頭診断した時の馬の短評と回顧を並べてお話ししたいと思います。

1着は○スズカプレストでした。診断では京都HJと京都JSだけで見ると0,0,2,0と複勝率100%と故障明けから良くなってると話しました。また、最終予想では今日HJのリピーターは3着以内に好走するとも話しました。ドンピシャでした。正直私も1着か2着だろうなと思っていました。陣営は絶対グランドジャンプを狙っていたでしょうが、絶対王者がいる以上この馬はここが目一杯だと思います。8歳なので、まだまだやれるとは思いますが、故障した馬はそんなに走れないので、ゆっくり休ませて京都JSか東京HJからの中山DSに行かせたらいいかと思います。

2着は無ラテールプロミーズでした。全頭診断では障害界では12か月まで程度の休養は珍しくないと書きました。完全に伏兵でしたね。最初はバテると思っていましたが、4コーナーまで先頭でした。重馬場、3900メートル以上で逃げて2着は化物です。7歳ですので、大障害挑戦させるべきだと思います。

3着は▲タガノエスプレッソでした。最終予想では三木ホース勝馬はここでも成績がよい事と書きましたが全頭診断ではこの馬の勝ちパターンは後方から様子を見つつ最後の周回辺りからじわじわと前に出る競馬です。仕掛けどころが難しいのと強い先行馬がいると届かない可能性もあるとも書きました。正に不安材料が出てしまいました。ただ、決して弱くない馬ですので、休養させて京都JS辺りでもどうでしょうか。

4着は注マイネルネオーネでした。全頭診断では中央3場の成績は0,0,1,4と悪いのが目立ちます。3着は京都OP戦で重馬場でしたので、今回の展開は歓迎かもしれませんと書き、最終予想でも書きましたが鞍上の成績が芳しくないのが不安材料でした。正直なところ鞍上はよく頑張りました。スタートから2周目の4号障害から動き出し、勝馬のスズカプレストや3着のタガノエスプレッソと同じ位置にいました。3回目の1コーナーまでは勝馬と同じペースで走れていました。しかし、この馬には重馬場の3930メートルは長かったかもしれません。3300メートルくらいが適性かもしれませんね。秋陽JSか夏か秋のJ-G3辺りを狙ったらどうでしょうかね、また、鞍上にはいい経験になったかもしれません。この馬を大切にしていれば、いずれはOP特別も勝って、J-G3取れるかもしれません。

5着は無アスターブリザードと8着は△クリノライジンでした。どちらも福島未勝利を勝ちましたが、クリノライジンは京都5着、阪神3着に対し、アスターブリザードは阪神2着というところで、アスターブリザードの方が有利かなと思いました。その差がこの着順だったと思います。しかし、クリノライジンも最後の周回の3コーナーまでよく頑張りました。距離が長いかもしれません。3300メートルくらいが適正かもしれませんね。アスターブリザードは、スタミナがありますので、さらに上を目指して欲しいですね。

6着は無リングオブハピネスでした。正直なところこの結果に驚いています。見せ場もなく最下位だろうなと思いました。

7着は◎ルペールノエルでした。問題だった最初の障害を飛越できた時、思わず勝った気でいましたが馬場に恵まれなかったか途中でスピードを落としました。この馬の課題はバンケットでした。とは言えまだ10歳ですので、チャンスはあると思います。

9着は無シゲルスズキでしたが、どこ走ってたの?って感じでした。

競走中止は無スプリングボックスでした。あのまま落馬せずに走り続けたらどこまで、行けたのでしょうかね。全頭診断では、春麗JSでハルキストンに負けました。そのハルキストンは阪神SJでスズカプレストから2秒差で負けていると書きました。距離は似てますが、馬場も競馬場も違うので何とも言えませんが、今回そのまま2秒差なら3着か4着かという事です。これをどう解釈するかは読者さま次第です。

以上が回顧となります。私はスズカプレスト、ルペールノエル、タガノエスプレッソの二列三頭からの三列目に三頭プラススプリングボックス、クリノライジン、マイネルネオーネの三連複でした。当然外してますよね。欲張らずに最初の三頭のワイドボックスにすれば良かったです。それでは。。

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