2023新潟ジャンプステークス特別登録馬分析後編

こちらは後編です。前半6頭はこちらをご覧ください。斤量は全て60キロです。想定オッズと人気は7/25 18時時点のnetkeibaのものを参考にしています。

ニューツーリズム

想定オッズ16倍7番人気 せ7歳 小野寺祐太騎手

障害成績2,2,0,9。平地は1勝止まり。5歳で入障。2戦目で初勝利を挙げます。馬券になった4戦とも新潟なので、新潟専用機かと思いきや小倉一般OPでも62キロを背負って上がり36.6秒という速い上がりを出していますので、一概に新潟のみとは言い難いです。また、痛みの少ない良馬場だと好走率は上がる可能性はあります。また、昨年の同舞台で4着に好走しほぼ同じローテで来ていますので、狙っている可能性は高そうです。不安材料としてはペースが落ち着いてくれないと好走できないので、ペース次第といったところでしょうか。

フォッサマグナ

想定オッズ3.7倍2番人気 せ7歳 伴啓太騎手

障害成績3,0,0,1。平地では条件戦を勝ち上がり3歳まで行きましたが、6歳で入障。初障害こそ4着でしたが、そこから怒涛の3連勝でここに来ました。瞬発力が高いスプリンタータイプでしたが、入障後はラップタイムが速いタイプに転向。逆に上がりは期待できないので、自らハイペースに持っていく必要があります。不安材料として、同型馬の存在ですね。

ベストインクラス

想定オッズ50倍10番人気 牡5歳 騎手未定

障害成績1,0,0,4。平地では中央で勝ちきれず地方へ転出し4勝して中央へ再転入しましたが、勝ちきれず、5歳で入障。4戦目で勝ち上がり、前走昇級戦で4着に好走しましたが、8頭の少頭数である事と上がりも8位なので、間違いなく格上挑戦でしょう。

ホッコーメヴィウス

想定オッズ2.4倍1番人気 せ7歳 黒岩悠騎手

障害成績5,5,2,8。平地は語る必要のないくらい障害で勝っています。障害重賞のみの成績は3,4,0,2と本レースには2回出ており昨年は勝利しています。その昨年の同舞台ではハロンタイム12.8秒。中京3300メートルの阪神JSでは12.9秒とラップタイムは間違いなくトップレベル。上がりタイムも早く、東京JSになりますが37秒台の脚を使えています。以上の事から本馬を軸にするのが自然ではありますが、気になるのは前走。逃げなかったのか逃げれなかったのか、番手からの競馬でまさかの9着。ゴール後に馬運車に載せられるというアクシデントもありました。レース後のコメントもない状況ですが、レースに出てくるということは問題ないという事だと思いたいです。序列に一番近いレースをしたのは本馬ですので、無事に帰ってきて欲しいという気持ちです。。。

モルタル

想定オッズ43.9倍9番人気 せ6歳 中村将之騎手

障害成績1,2,1,3。コンクリートの材料ではなくポルトガル語で必殺という意味らしいです。それは置いておいて、平地では条件戦を勝ち上がり5歳で入障。6戦目で勝ち上がり。昇級戦で7着でした。新潟で勝ち上がってますが、前が潰れる展開で勝ち、負けた昇級戦は前が残る展開ということで、展開の助けがないと厳しいでしょう。

ヤマノグリッターズ

想定オッズ163倍12番人気 牡5歳 騎手未定

障害成績1,1,0,8。平地は未勝利を脱出できず3歳で入障。3戦目で初勝利。昇級後は馬券外が目立ちます。好走する条件は重馬場の固定障害でしょうか。本馬も小倉SJ狙いか。

以上が後半6頭でした。それではー

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