2022中山大障害特別登録馬分析中編

ニシノデイジー

想定14.4倍 牡6歳63キロ 五十嵐祐介騎手

障害成績1,1,1,0。残念な2016年産駒で東京優駿で先着された馬は全て引退したので、現役で最先着した馬です。それはさておき、入障して馬券外はなし。ミドルペース&クソ早くもないけど、遅くもない末脚で淡々としているので、かなり恐ろしい存在となる可能性はあります。不安材料は距離延長&初重賞が中山大障害で前走秋陽JS2着ですが、頑張っても馬券争いもしくは掲示板外か。似たような経歴にスズカデヴィアスもいましたが、同じような結果になりそうな予感がします。

ビレッジイーグル

想定121倍 牡5歳63キロ 大江原圭騎手

障害成績2,0,3,9。中山で掲示板を外しておらず、昨年の中山大障害、今年の中山グランドジャンプどちらも5着なのは好印象。スピードタイプの逃げタイプでしたが、逃げ粘る事もできるので、今回もペースメーカーになりそう。良馬場の方が成績がいいので今週末晴れ予報で良馬場で行ってもらえるとこの馬にとって有利になりそうです。最初から飛ばすので出来れば内枠の方が有り難い。今年の中山グランドジャンプも上がり39.9秒と掲示板内の馬に比べると遅いですが、大逃げ&逃げ粘りを見せると思わぬ番狂せをする可能性は高いと予想します。不安材料は同じ逃げ馬のニシノデイジーは番手で控える競馬もできるようになったため、ペースはそこまで早くはならなさそうなので、大逃げ作戦を敢えてしないのであれば、スローに近いミドルからミドルペースになりそう。そうなると末脚勝負になった時にどれくらい2番手との差を広げるかでまた5着もあり得ると思います。

ブラゾンダムール

想定10.5倍 牡7歳63キロ 騎手未どーせ天才騎手でしょ?

障害成績1,3,1,5。中山は昨年のイルミネーションJSの5着以外全て馬券内。特に昨年の中山大障害と今年の中山グランドジャンプはいずれも2着という強者。そういう意味ではケンホファヴァルトと似ているが、今年の中山グランドジャンプで初対決をしてケンホファヴァルトに先着しているのは大きい。しかもケンホは乗替りでこちらは未定でありますが西谷誠騎手が乗ると思われるので、得意の出遅れ、ジリジリと追い上げ、末脚勝負をすると思われます。不安材料は平地力は実はそこまで高くはないので、万が一普通にスタートして番手で控える競馬をしてオジュウより先に仕掛けたら勝てる可能性はあるかもしれませんが、天才故の他者から理解されない走りをすると掲示板から馬券争い辺りかもしれません

マイネルレオーネ

想定136倍 牡10歳63キロ 植野貴也騎手

障害成績4,6,2,14と実績は良い。特に昨年本格化しており、今年の中山グランドジャンプで3着と健闘したのは好材料。前走東京HJでは10着に惨敗しましたが、展開が合わなかっただけなので参考外。比較的得意なコースの中山で想定人気を超える走りが期待できるかもしれません。不安材料はとは言っても10歳の冬ですから急に衰える可能性は高いですので軸にはしにくいですよね。

マッスルビーチ

想定171倍 牡6歳63キロ 北沢伸也騎手

障害成績2,1,0,4。馬券になったレースは全て上がり最速なのは好材料。3500メートル以上の経験がなく、かつ後ろからの馬なので出来ればミドリに近いハイペースの方がこの馬にとって有利かもしれません。不安材料はやはり距離。3100〜3140までしか経験がないのでそこから1000メートル近く長くなるのはどうなのかまたどの馬にも言える事ですが、63キロを初めて背負うのがどうなのかですかね。

以上が後半5頭の紹介でした。次は後編オジュウチョウサンについてです。それではー

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