見出し画像

東京ハイジャンプ人気馬考察

最初に
今週日曜日に行われる、秋華賞でデアリングタクトの三冠はあるのか大いに盛り上がる中央競馬ですが、同日東京競馬場で静かに行われる障害重賞レースがあります。

東京ハイジャンプJ-G2(3110メートル)です。

このレースの勝ち馬は10年イコールパートナー、11年マジェスティバイオ(11年中山DS1着、12年中山GJ1着)、12年デンコウオクトパス(13年京都JS1着)、13年オースミムーン(14年京都JS1着、中山DS5着)、14年サンレイデューク(15年阪神SJ1着、14年中山DS3着、15年中山GJ3着)、15年サナシオン(16年阪神SJ1着、15年中山DS3着、16年中山GJ2着)、16、17年オジュウチョウサン(G1 7勝)、18年サーストンコラルド、19年シングンマイケル(19年中山DS1着)10年で8頭もの勝馬が暮れの大障害に挑戦し重複含めた4頭が勝ち、2頭馬券圏内、1頭掲示板、7頭もG1で活躍したという暮れの大障害の前哨戦という位置付けであります!
太字が多すぎてすみません。それほど熱いレースなんです。さて

本日0:00現在でnetkeibaの1〜5番人気に推されている5頭の考察をしていきます。

メイショウダッサイ

1番人気 父スズカマンボ 森一馬騎手

事実上の現役ナンバー2です。未勝利勝利から10戦して全て馬券圏内という超優良馬です。また、障害重賞も初重賞だった18年の小倉SJ以外、1秒以上の負けがないのも好材料です。あの極悪馬場の中山GJでオジュウチョウサンと着差0.5秒の2着に好走しました。1番人気での勝率は80%。連対率では100%と言うところで、この馬を軸にしてもいいと言っていいでしょう。
不安材料として、過去の2、3着になったレースを観ると当馬からみた先行馬で早めに仕掛ける事のできるスタミナ型の先行馬がいると届かない可能性はあります。この馬の得意とする競馬は先行馬にプレッシャーを掛けさせてバテさせたところに鋭く差す競馬を得意としています。こういうプレッシャーに強い馬もしくはプレッシャーを掛けれない長い末脚を持つ馬には通用しないところです。また、鞍上の森一馬も若さ故の経験不足が足を掬われるところもあります。今回G2初勝利も掛かっていますので、ある意味プレッシャーもあると思います。とは言うものの、先述の通りオープン昇格後複勝率100%なのでやはり軸に据えることができる馬には違いないです。

ヒロシゲセブン

2番人気 父ディープブリランテ 騎手未定

3走前の阪神SJで5着に好走しました。1着がオジュウチョウサン。2着がシングンマイケル。3着がトラスト。4着がシンキングダンサー。強い相手と戦い、2着のシングンマイケルから1秒差ですので、決して悪くない内容です。また、中山GJ3着のブライトクォーツや今回出走予定のスズカプレストに勝っているのは好材料です。2走前の中山GJと前走の一般OPはいずれも道悪でしたので、参考外でいいと思います。若い5歳なので、期待値が高い馬です。
不安材料は中山GJに出た有力馬は皆、阪神SJではメイチではなかった事。ブライトクォーツは中山GJは-10キロで仕上げて3着でした。前走阪神一般オープンで3着だったメイショウゴウリキをベンチマークと考えると一般オープンレベルなのかもしれません。

ネプチュナイト

3番人気 父ルーラーシップ 騎手未定

清秋JSの回顧思い切って東京ハイジャンプとか出たりと言いましたが、やはり登録してきました。そう言う予想は当たるのですが、高配当馬券が当たれとよく思います(笑)その前走の清秋JSで3着に好走しました。この馬もメイショウダッサイと同じく先頭集団の後ろに付いてプレッシャーを掛けてスタミナを使わせるタイプです。メイショウダッサイより長い末脚が使えるので、金星を上げれる可能性はあります。
不安材料はその清秋JSはそこまでレベルは高くありませんでした。まだ5歳なので、色んな意味で可能性を秘めていると思います。

コウユーヌレエス

4番人気 父ロージズインレイ 平沢騎手

前走19年の秋陽JSでシンキングダンサーから0.7秒差の2着に好走し11ヶ月ぶりの出走となりました。前々走の19年新潟JSも2着に好走しました。
不安材料は11ヶ月の長期休養。怪我の情報がないので、大きなトラブルではないと思われますが、様子見に出走の可能性はあります。また、前走、前々走のハロンタイムが基準タイムに達していない事です。

マイブルーヘブン

5番人気 父ルーラーシップ 難波騎手

19年新潟JS勝馬です。新潟JSから14ヶ月ぶりの出走です。オープン昇格後掲示板を外していない事。ここ3走は新潟巧者になりつつありますが、同じ左回りとは言え、置き障害の東京はどうなんでしょうかね。
不安材料は、故障とかの情報もなく14ヶ月休養した事です。コウユーヌレエスと同じく様子見で出走の可能性があります。とは言え、1年空けて勝つのが障害界なので、重賞ウィナーですから変な負け方はしないと思います。。


最後に

メイショウダッサイ1強なのでしょうか。それとも下位人気で好走する馬はいるのでしょうか。
明日は6番人気以下の考察をしていきます。

それでは

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?