オジュウチョウサン出走レースでの馬券分析その2
次に2017年〜2020年までの9レースの2、3着馬の馬名と人気を見ていきましょう。
2020年 中山GJ
3番人気 メイショウダッサイ
4番人気 ブライトクォーツ
2020年 阪神SJ
2番人気 シングンマイケル
3番人気 トラスト
2019年 中山GJ
6番人気 シンキングダンサー
4番人気 マイネルプロンプト
2019年 阪神SJ
2番人気 タイセイドリーム
3番人気 シンキングダンサー
2018年 中山GJ
2番人気 アップトゥデイト
3番人気 ニホンピロバロン
2017年 中山DS
2番人気 アップトゥデイト
5番人気 ルペールノエル
2017年 東京HJ
2番人気 グッドスカイ
6番人気 タマモプラネット
2017年 中山GJ
6番人気 サンレイデューク
2番人気 アップトゥデイト
2017年 阪神SJ
2番人気 アップトゥデイト
3番人気 タイセイドリーム
阪神SJですが、3年とも1〜3番人気で決まっていますね。ちなみに太文字は出走時に障害重賞に勝った経験のある馬です。後に障害重賞で勝った馬は除いています。
では、鬼の居ぬ間だった2018年はというと
1着 1番人気 アップトゥデイト
2着 3番人気 グッドスカイ
3着 2番人気 ルペールノエル
と重賞級の決着でした。
4着は?というと
2020年 4番人気 シンキングダンサー
2019年 7番人気 アズマタックン
2018年 7番人気 リスヴェリアート
2017年 7番人気 サンレイデューク
6〜7番人気が目立ちますが、10頭以上のレースでの話。7頭立ての小頭数ならば4〜5番人気といったところでしょうか。ここで言いたい事は、重賞勝馬と後の重賞勝ちするかもしれない馬の選定ですね。
今回の重賞勝馬はというとスズカプレストとタガノエスプレッソです。タガノエスプレッソは2番人気ですが、スズカプレストは5番人気。こっちが2着好走したら配当的にも美味しそうです。
障害G1 3着以内馬の成績はどうなのか
該当馬の3番人気のブライトクォーツですが、どうでしょうか。
2017年中山GJ
2着 サンレイデューク その後の馬券圏内なし
3着 アップトゥデイト その後7重賞で連続馬券圏内
2017年中山DS
2着 アップトゥデイト 割愛
3着 ルペールノエル 18年阪神SJ3着、京都HJ2着、京都JS3着
2018年中山GJ
2着 アップトゥデイト 割愛
3着 ニホンピロバロン 18年中山DS1着
2018年中山DS
1着 ニホンピロバロン 割愛
2着 タイセイドリーム 19年阪神SJ2着
3着 マイネルプロンプト 19年中山GJ3着、東京JS2着
2019年中山GJ
2着 シンキングダンサー 19年東京JS3着、阪神JS2着
3着 マイネルプロンプト 割愛
2019年中山DS
1着 シングンマイケル 20年阪神SJ2着
2着 ブライトクォーツ 20年中山GJ3着
3着 メイショウダッサイ 20年中山GJ2着、東京HJ1着
2020年中山GJ
2着 メイショウダッサイ 割愛
3着 ブライトクォーツ 割愛
障害G1勝馬と距離や格が違いますが、阪神障害コースとの相性は抜群。ブライトクォーツにとって心強いデータとなりました。
清秋JSの勝馬成績
ビッグスモーキーはどうでしょうか。
2014〜2019年まで過去5年間の清秋JSの勝馬のその後の成績です。
2014年 ダノンゴールド 障害重賞の馬券圏内なし
2015年 アシュヴィン 障害重賞の馬券圏内なし
2016年 ウインヤード 障害重賞の馬券圏内なし
2017年 スズカプレスト 17年京都JS3着、20年京都HJ1着
2018年 マイネルプロンプト 18年京都JS3着、18年中山DS3着、19年中山GJ3着、19年東京JS2着
2019年 ディライトフル 19年京都JS1着
ここ3年連続で京都JSで馬券圏内というデータが出てきました。コースは違いますが、これは有力データですね。
結論
2番人気タガノエスプレッソは20年阪神JS勝馬
3番人気ブライトクォーツは19年中山DS2着、20年中山GJ3着
4番人気ビッグスモーキーは20年清秋JS勝馬
5番人気スズカプレストは20年京都HJ勝馬
この4頭が拮抗していることがわかりました。
って言ってもそんなことわかっていますよね。
もう少し掘り下げます。
阪神のハロンタイムと上がりタイム、平地時代の上がりタイム比較です。
スズカプレスト13.5秒(39.0秒)35.4〜38.2秒(芝)タガノエスプレッソ13.5秒(38.1秒)37.3〜37.8秒(ダ)
ニシノベイオウルフ 13.9秒(40.2秒)38.5〜40.3秒(ダ)
ビッグスモーキー京都未13.7秒(40.4秒)37.0(芝)〜40.8秒(ダ)
ブライトクォーツ13.4秒(40.5秒)39.6〜40.2秒(ダ)
タガノエスプレッソは三木ホース、スズカプレストとブライトクォーツは阪神SJで距離が全く違うのでこれだけで比較になりませんが、これを見る限り、ブライトクォーツが先行しスズカプレスト、タガノエスプレッソが追走。ビッグスモーキーは先行はすると思いますが、ついていくのがやっとなのかなと思います。恐らくオジュウチョウサンはその後ろで最初は付き合うと思います。
ブライトクォーツの先行力とタガノエスプレッソのタイムが話題になりがちですが、スズカプレストの上がりタイムの良さも参考にされてみてはいかがでしょうか。
ちなみに参考ですが、オジュウチョウサンはどうかと言うと。。。
2020年阪神SJ 13.3秒(37.5秒)
2019年阪神SJ 13.5秒(39.0秒)
2017年阪神SJ 13.7秒(36.6秒)
正直どのペースでも走れるのがわかります。
次回は、最終予想に行きます。
それでは
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