東京障害未勝利3000メートルコース紹介

東京競馬場の障害コース

あくまで個人的な見解ですが、東京ほどオーソドックスなコースはありません。それほど高くない障害で芝もダートもゴールまでの長い直線。ダートなんておおよそ500メートルも直線がある。未勝利だったら2500メートルの障害走った後にダート500メートルをやっているもの。ダートの適性があれば展開関係なく前に付けた馬が有利になる。

前置きは置いておいて、まずコースレイアウトをJRA公式から転載する。

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障害は障害コースに8台、芝ならハードルが1台ある。1号障害が水濠、2号がグリーンウォール、3、5号が竹柵、4、6〜8号が生垣、9号がハードルという設定。未勝利は9号は使わない。また、レースによっては2〜4号の高さが変わる。

未勝利3000メートルだと2コーナー出口からスタートする。向正面入口からなので、枠の有利不利はあまり受けない。まず3つの連続障害が待っている。テンポよく飛越しなくてはいけない。3コーナーを周り4コーナー手前に8号障害が待っている。4コーナーを過ぎて有名な正面の坂の途中に水濠障害、坂の出口付近にグリーンウォール、竹柵障害、生垣障害と4つの連続障害が待っている。1〜2コーナーには障害がないので、馬にとっては一息入れれる。もう一度5〜8号障害を越えて、4コーナーからダートコースに入る。コーナー途中に障害がないため、飛越に不安がある馬でも安心して飛べる。また、2周目の7、8号障害ペースが上がりやすい分落馬のリスクが高い。4コーナーからダート500メートルの長い直線が待っている。ここで平地力のある馬の巻き返しもあるため、飛越力とダートの平地力が問われる意外と難しいコースです。未勝利での勝ち上がるための基準になるハロンタイムは13.3秒です。なお、1コーナー途中にマイル棒が立っています。

ちなみに東京競馬場が中央4場の中で一番大きい1周1,674.7m。中山が 1,456.4m。京都が 1,413.8m(外回り)。阪神が1366.7mと一番小さい。じゃあローカルは?障害コースがあるのは小倉のみなので、1,309m。芝コースを使う他場は福島が1,628.1m。新潟が2,248.1m(外回り)。中京が1,724.8m。いずれも一番大回りのコースでの距離です。まあ、新潟が一番大きいのは知ってましたけどね。京都のダートよりも東京の障害コースの方が大きいのは驚きました!それでは

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