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中京競馬場障害コース紹介

ローカル競馬で唯一平地G1レースが開催されている中京競馬場の障害コースはローカルでは2番目に大きいです。芝コースに置かれた置き障害を飛越する典型的なローカル障害コースとなります。それでは、どんな馬が好走するのか分析していきましょう。画像はJRAより転載

1周1705.9メートルの芝コースを使用します。かつては襷コースがありましたが、コース改修の際に廃止されました。下の写真に面影があります。

なんか変なところに襷があるように見えます。これはコース改修で直線が延びて3、4コーナーが大きくなった事によるものです。1990年当時の中京競馬場を貼付けておきます。


障害は7台で全てハードル障害です。
1、2、3、5、7号障害は高さ1.3メートル幅1.55メートル。
4号障害は高さ1.2メートル幅が1.15メートル。
6号障害は高さ1.2メートル幅が1.8メートル。
向正面から1、2、3
3、4コーナー中間に4
正面に5、6
2コーナーポケット地点に7
が置いてあります。ローカルなので、シンプルですね。しかし忘れてはいけないのは、向正面からから4コーナーまでの長い下りと3、4コーナーがスパイラルカーブになっている事と正面直線にある高低差2メートル。勾配は2.24%の坂です。

スピードが乗りやすい事と3、4コーナーのスパイラルカーブ上にある障害。坂の入口と出口に障害があります。スピードが出る分攻略が難しいコースであります。

コース設定は未勝利戦3000メートル、オープン用の3300メートル、3330メートル、阪神SJ用と思われる3900メートルと3940メートルがありますが施行されたことがありません。また、福島と同じく未勝利と一般オープンのみで、名前がついたオープン特別や重賞がないのも意外ですよね。

基本情報はここまでとして、好走傾向を見てみましょう。
未勝利の馬番別成績は(2020年のみ)
① 0,1,0,4
② 1,0,0,4
③ 1,0,1,3
④ 0,1,0,4
⑤ 0,1,0,4
⑥ 0,0,0,5
⑦ 0,0,1,4
⑧ 1,0,0,4
⑨ 1,2,0,2
⑩ 0,0,1,4
⑪ 1,0,1,3
⑫ 0,0,0,5
⑬ 0,0,1,4
⑭ 0,0,0,4
⑨の複勝率が60%、次いで③と⑪ですね。

脚質別傾向は先行が有利です。

ハロンタイムは昨年までは13.3秒でしたが、今年は13.2秒と早くなってます。

一般オープンは距離別で出さなければいけないので、ここでは割愛します。

最後に今年は阪神競馬場が改修工事に入ります関係で、中京代替開催になり阪神JSが14年ぶりに中京開催となりました。阪神と中京は全然性格が異なるので、予想もすごく難しくなりそうですね。それでは

阪神ではなくて、京都です。

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