2021阪神ジャンプステークスデータ分析
昨年タガノエスプレッソは中京開催の当レースを勝って、阪神開催の京都JSで障害界のレジェンドであるオジュウチョウサンに土を付けました。元王者だったアップトゥデイトは2017年ここを勝って、中山大障害でオジュウチョウサンに挑み半馬身差の2着に好走。16年のニホンピロバロンはその後の脚部不安を乗り越え、18年の中山大障害を勝利しました。このレースは言わば中山大障害の前哨戦であり、有力馬達もここから再始動する馬も少なくありません。そんな当レースですが、京都競馬場が改修工事の影響もあり、中京3300メートルで行われています。中京と阪神のデータが交わりますが、分析してみたいと思います。2016〜2020年の5年間でデータをとります。
人気別成績
1番人気 3,1,0,1
2番人気 0,1,0,4
3番人気 0,0,1,4
4番人気 2,2,0,1
5番人気 0,0,0,5
6番人気 0,0,3,2
7番人気 0,1,0,4
8番人気 0,0,0,4
9番人気 0,0,0,4
10番人気 0,0,1,2
11番人気 0,0,0,3
12番人気 0,0,0,3
13番人気 0,0,0,2
1番人気は昨年の中京名物を除き9年連続馬券圏内におり、それが逆にやらしいデータとなっています。また2、3番人気はそれぞれ1回は馬券になっていますが、裏切られるデータが目立ちます。対して4番人気の活躍は素晴らしく、2017年のルペールノエル、2018年のラヴアンドポップ、2019年のメドウラーウ、2020年のタガノエスプレッソと後から見返すとそりゃそうだよねと誰もが見てもそう思う馬が来ています。下位人気も6、7番人気も普通に馬券に絡むなど、ちょい荒れなレースとなっています。
今回9/15 8時現在のnetkeiba想定1番人気が昨年の1番人気だったフォイヤーヴェルク、2番人気がトゥルボー、3番人気がサーブルオール、4番人気がハルクンノテソーロと昨年と同じ傾向が強そうです。
馬番別成績
①0,0,2,3
②0,2,0,3
③0,0,2,3
④1,0,0,4
⑤2,0,0,3
⑥2,0,0,3
⑦0,0,1,4
⑧0,0,0,4
⑨0,1,0,3
⑩0,0,0,3
⑪0,2,0,1
⑫0,0,0,2
⑬0,0,0,1
他のジャンプ重賞と同様外枠が不利です。特に差追は厳しいです。先行勢でも掲示板争いです。①に関してはポケットから発走の影響か好走しています。面白いのが5枠からの馬が10年のスパンでも8回馬券になるなど、上位人気から中穴で5枠を考慮すると面白いかもしれません。
前走別成績
京都HJ 2,1,0,1
東京JS 0,1,0,1
阪神JS 0,0,0,1
新潟JS 1,1,0,7
小倉SJ 2,0,2,4
阪神OP 0,0,0,2
福島OP 0,0,0,1
新潟OP 0,0,0,1
小倉OP 0,0,1,10
東京未 0,0,0,1
新潟未 0,1,0,2
福島未 0,0,0,2
小倉未 0,1,2,3
平地 0,0,0,1
ジャンプ重賞組は小倉、新潟、東京の順で成績を伸ばしています。小倉SJ組のハルキストン、マイネルプロント、新潟JS組のトゥルボー、サーブルオール、フォイヤーヴェルク、ハルクンノテソーロには追い風データです。これまで昇級戦組の強襲がありましたが、今回は未出走なので割愛。京都HJ組も強いですが、平地を挟んでしまったマーニをどう扱うかですね。また一般OP組は、16年のテイエムシシーポスの3着を除き全滅。そのテイエムシシーポスも展開に恵まれたとしか理由がないくらい特に秀でたデータもなく、ほぼ全滅と言っていいデータです。
以上がデータ分析となります。
フォイヤーヴェルクとマーニをどう扱うかで予想がガラリと変わってしまうのでどうなんでしょうね。
それではー
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