2023中山グランドジャンプ特別登録馬分析後編

では後半の5頭を紹介します。前半6頭の紹介ではこちらをご覧ください。その馬の簡単なプロフィールと好材料と不安材料と短評を障害します。想定オッズは4/10午前0時時点のnetkeibaを参考にしています。負担重量は全て63キロです。

テーオーソクラテス

想定6.9倍3番人気 牡6歳 小坂忠士騎手

障害成績5,1,0,5。平地は1勝止まり。4歳で入障。試験タイム105.3秒。平地力はスプリンターの先行型。上がりは期待できない。今年の小倉ラウンドで一番活躍した馬ですね。襷コースがある競馬場で7戦して5勝。馬券外も掲示板1回で安定しています。小倉3390メートルを勝利した馬に阪神SJ2着のロードアクア、昨年の阪神SJ勝馬のエイシンクリック、昨年の中山GJと中山DS3着のマイネルレオーネ、20年の中山DS、21年の中山GJ勝馬のメイショウダッサイがいます。不安材料はスピード競馬に向かないところですが、中山GJにスピードは要求されませんがコース分析で話しましたが、芝外回りコースはスピードが要求されます。それに対応できる位置にいるかが勝負ポイントになるかと思います。

ニシノデイジー

想定1.3倍1番人気 牡7歳 石神深一騎手

障害成績2,1,2,0。平地は18年のホープフルS3着、翌年の弥生賞4着、東京優駿5着の実力があり。20年から低迷し6歳で入障。試験タイム108.8秒。距離、競馬場関係なく好走しているのが好材料。叩きより2戦目の方が好走するので、今回メイチなのは間違いないです。不安材料は脚が速くないので中山芝外回りのハイペースについていけるかは疑問。同じ逃げ馬がいるので併走すると潰れる可能性はあります。鞍上もわかっていると思うので、番手で控えそうけどね。

ビレッジイーグル

想定15.8倍5番人気 牡6歳 大江原圭騎手

障害成績3,0,3,10。平地未勝利で勝つことができず3歳で入障。覚醒したのは初勝利の福島未勝利戦で13.0秒のハロンタイムと上がり37.9秒と早いラップで勝利。そこから、不良馬場だった清秋JSを除き5着以内に好走。中山DSも中山GJも5着と言うのは好材料です。不安要素は、同型馬との併走した場合、潰し合いになる可能性は高いです。また、後続と馬がプレッシャーをかけてきた場合、脚が止まる事もありえます。あと鞍上の重賞勝利経験が無しというのも気になります。できれば、不良馬場は避けて欲しいですね。

マイネルレオーネ

想定17倍4番人気 牡11歳 平沢賢治騎手

障害成績4,6,3,15。平地は当時の1600万クラス(3勝クラス)まで行きましたが、6歳で入障。試験タイム103.5秒。昇級後の馬券外10戦中惨敗は3戦のみで非常に安定感は高いです。後ろからの競馬で徐々に進出していき、気付いたら上位入線というのが戦法の馬です。不安要素は前が止まらない展開だと馬券内に入れない可能性はあります。また11歳という高齢。11歳で好走したのはオジュウチョウサンかカラジくらい。この馬がその2頭に該当するのか。また、鞍上の平沢賢治騎手。神騎乗で有名ですが、JG2以上の勝利がありません。勝つまでは行きませんが、馬券内には入って欲しいですね。

ミッキーメテオ

想定4.7倍2番人気 牡6歳 五十嵐祐介騎手

障害成績2,0,2,5。平地では2勝止まりで4歳で入障。試験タイム99.8秒。平地力は芝2400メートルの先行型。西谷誠騎手の時は凡走続きでしたが、五十嵐騎手に乗り替わってから、勝利か4着という好成績。また、前走阪神SJでは3着のニシノデイジーから0.1秒差まで粘りました。今回も粘り込む競馬ができたら面白いです。不安材料は逃げ馬が2頭、プレッシャーを掛ける馬がいる中どこまで粘れるかがポイントです。五十嵐騎手の連覇も見てみたいですね。

以上が後半5頭の紹介でした。これまで、前半に有力馬が多い傾向がありましたが、今回は1〜5番人気が後半に集中していて驚きました。明日はデータ分析します。それではー

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