小倉サマージャンプ人気馬考察

本日0:00現在でnetkeibaの1〜5番人気に推されている5頭の考察をしていきます。

スプリングボックス

1番人気 父ハーツクライ 森一馬騎手

前走東京JSでコーナーワークの良さで前に出すつもりで敢えて馬場の悪い内を走り4着。今回はコーナーワークが要求される小倉が舞台。中山新春1着中山春麗で2着どちらも基準タイムの13.4秒と早いので、今回期待が高いです。鞍上の森一馬騎手も今年の重賞成績が1,1,0,2と好成績です。不安要素はハイペース競馬を経験していない事。小倉は飛越する障害が少ないため小さなコースの割にスピードが出やすいです。淡々としたペースで走れるかが勝負の鍵です。また、森一馬騎手の重賞成績の着外2回スプリングボックスのもの。京都ハイジャンプは1周目の生垣で落馬競走中止。これをどう見るかですね。

ブレイクスピアー

2番人気 父ブラックタイド 熊沢騎手

障害オープン昇格後成績は1,2,0,3。小倉は昨年一般OPでハロンタイム13.2秒の2着と好走。この時の1着はトゥルーハート。スタートから1〜2番手に付きミドルペーストの競馬を得意とします。ハロンタイムが全て3位以内なのがこの馬の強み。また熊沢騎手はいい意味でも悪い意味でも印象のある乗り方をする騎手です大逃げをして勝つパターンやシンガリで全く目立たない走りをしたりとピンかパーの騎手のような気がします。不安要素はハイペース競馬を経験していない事です。ハイペースになった時について行くのか、淡々としたペースで競馬ができるかが重要です。また、熊沢騎手も不安要素。ここ10年の小倉サマージャンプでの成績は0,0,0,9とよろしくありません。大物騎手ですので、なんか今年は見せ場を作ってくれそうな馬と騎手です。

ハルキストン

3番人気 父ロージズインメイ 騎手未定→難波騎手

正直特徴がないのが特徴というくらい、それほど早くもないけど遅くもない。ハイペースで好走する時もあれば、凡走する事もあり、スローペースで同じことが言える非常に読みづらい馬です。はっきりとは言えませんが、タスキコースがあると好走する傾向がありますと過去にお伝えしました。小倉は未勝利で走っており、ハロンタイム13.1秒で2着13.3秒で1着と早い競馬を見せています。恐らく鞍上は中村騎手になると思います。今年の服勝率が44%と高いのが好材料です。不安要素は特徴がないのが特徴というところ。相手と展開次第で勝ったり負けたりするので、それほど強くないかもしれません。また、中村騎手だった場合、重賞勝ちが2014年の京都JS以降遠ざかっているのも気掛かりです。勝ち切るとは言い切れないけど、負けるとは言い切れない。

アースドラゴン(回避)

4番人気 父ジャスタウェイ 大江原騎手

平地時代、1勝も出来ずに未勝利を終え1勝クラスに強制昇級し2戦とも上がり1位というとんでもない平地未勝利馬です。その成績、0,1,2,11。4着2回、5着2回、6着4回、7着1回、11着1回。14着1回。着差も1秒以上の大敗は4回。0.4秒以内が5回と展開次第では勝てたかもしれない惜しいレースをするほどです。得意とする競馬はスローからの末脚勝負。マイルタイムが105秒以下の先行または中団からだと本領を発揮します。後方だと不発に終わります。不安要素はその本領を発揮する領域が狭い事。大江原騎手は小倉の騎乗機会が少ない事です。

マンノグランプリ

5番人気 父スマートファルコン 騎手未定→西谷誠騎手

前走東京JSではシンガリからの競馬で最後の直線外に出してよく伸び3着に好走しました。OP特別の勝利経験のあるスプリングボックス、トラスト、ハルキストンに勝てたのは大きいですね。恐らく西谷誠騎手が騎乗すると思われます。西谷誠だった場合、小倉サマージャンプでの過去10年間の成績は2,1,1,3とよいです。不安要素はローカルでの競争は中京の1回のみである事。阪神、東京は好走暦があるものの、小倉で好走するかは未知数です。また西谷誠騎手、今年のローカルでの成績が0,0,0,10と全て着外というのが気掛かりです。

如何だったでしょうか。色んな視点で小倉サマージャンプを分析していきますので、乞うご期待!それでは!

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