京都ハイジャンプコース紹介
およそ3年ぶりの障害レース
京都競馬場で最後に障害レースがあったのが2020年5月31日の障害未勝利戦。そこからおよそ3年ぶりとなるレースが京都ハイジャンプとなります。コースとその好走条件を分析してみましょう。
京都障害3930メートル
これは、4250メートルの中山グランドジャンプ、4100メートルの中山大障害に次ぐ長さでジャンプG2の中では最長となるレースです。画像はJRAより
障害コースを2周半します。2周目に内回りの大障害コースを使います。難所は低差0.8m 長さ15.9mのバンケット障害(三段跳び)があり、降りる際に落馬が多いとされています。
レースの攻略
基本先行力と早い上がりがものをいうレースです。良馬場なら38秒前半の上がりが必要となります。後方勢には厳しいレースでハロンタイムが13.6〜13.9秒とあまり早くないので、前が潰れる展開はなさそうです。それでも6番手から届いたレースは2019年のメイショウタンヅツ、2015年のマサライト、2014年のトウシンボルト、2013年のハイローラーがあります。その辺りはさらに分析が必要ですので、データがありましたらスペシャルコンテンツで紹介したいと思います。
その後の活躍馬が少ないレース
京都ハイジャンプでの勝馬でその後活躍した馬は近年ではニホンピロバロンくらいで、もっと遡っても12年に勝ったエムエスワールドが次走の小倉SJを勝利。09年に勝ったテイエムトッパズレがその年の東京ハイジャンプに勝利の程度です。かつて11月開催の時は中山DSを勝利したキングジョイがここを使っていました。これは中山グランドジャンプの後という事で、ジャンプグレードでは通用しないがOP特別なら上位に食い込める馬達のもう一つの最終目標という側面もあります。
引退レースとして使う事も
重賞級の引退試合に選ぶパターンも中京3900メートルでしたが昨年のタガノエスプレッソ、一昨年のトラストと馬券内に食い込んで引退というパターンもあります。
明日は特別登録馬分析を前後半に分けて行いたいと思います。それではー
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