2022京都ハイジャンプ出走馬分析

京都ハイジャンプと言えば、JG2の中で一番レベルの低い競争と言われていますが、JG1では通用しなくてもここなら通用するかもしれないという重賞級達のもう一つのゴールとも言えます。今回登録された9頭の分析をしてみたいと思います。

①シャリオヴァルト

昇級後の成績は0,1,0,6。左回りの成績は、2着1回、掲示板1回、ギリギリ掲示板争い1回とあまりよろしくない。重賞も20年東京JSの10着と芳しくなく。今回は厳しいかもしれません。

②ホシルミエール

昇級後の成績は0,1,5,8。馬券になった競馬場は、中京1回、京都1回、福島2回、阪神2回と左右バンケット固定ハードル問わないのが強み。不安要素は、コースを問わないというのは、何も特徴がないという事。目立った走りができずに凡走する可能性もあります。

③セディックカズマ

昇級後の成績は0,3,0,4。今年の小倉牛若丸で2着になり、左回りも中京3330メートルで2着好走。不安要素は森一馬騎手鞍上での成績は0,1,0,3。相性の問題か?

④メメランタン

昇級後の成績は0,0,0,2。昇級戦の小倉一般OPは落馬。前走の新潟JSでは迷騎手騎乗で後方ポツンでシンガリ負け。こういった馬の評価が一番難しい。。。。未勝利時代は37.6秒の上りを使えているので平地力は高いと思いますが。。。

⑤ワーウルフ

昇級後の成績は0,1,0,2。迷騎手のお手馬でしたが、今回は小野寺騎手に乗り替わり。37.0秒の脚が使えているので、平地力は高いが、左回りに実績が少ないので、どうでしょうか。

⑥エコロドリーム

昇級後の成績は0,0,1,2。小倉春麗で3着に好走しているのは、印象がいいです。未勝利時代から落馬した昇級戦を除き、掲示板以内なのは面白いと思います。不安要素は直線ダートの方が成績がいいので、芝の中京はどうでしょうか。

⑦ノーリミッツ

昇級後の成績は0,0,2,3。昨年のイルミネーションJSで3着に好走。左回りは未勝利時代に2回走りどちらも4着。不安要素は、落馬してからの2戦が8着と10着で状態面が心配です。

⑧ポルトラーノ

昇級後の成績は1,0,1,3。最後の1頭を除き唯一の2勝馬。左回りは未勝利時代の新潟で経験しており、2着1着と好印象。不安要素は、中京での成績は未勝利時代に落馬と9着と芳しくない事です。

⑩タガノエスプレッソ

ん?この馬柱を見たとき、なぜこの馬がここにと思いました。理由は簡単です。衰えですね。昇級後の成績は3,1,3,4。適正距離は3300メートル以下ですが、3900メートル以上も4回走っていますので、安心できます。また、メンバーレベルからして負けると思えない。今回主戦の平沢騎手ではなく石神騎手に乗り替わりは何かの意図を感じます。石神騎手に乗り替わって好走した馬にニホンピロバロン(中山DS勝利)、シングンマイケル(東京JS勝利)とかつてオジュウチョウサンの王者という地位を脅かした存在。この馬もオジュウチョウサンに土を付けた馬ですので、久々の勝利してほしいですね。不安要素は加齢による衰えですが、中京は得意コース。飛越の難易度が低いので、問題ないとは思います。。。

タガノエスプレッソ1強で相手探しと言った展開と言ったところですが、どれも似たり寄ったりですね。。明日は、最終予想します。それでは

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