3/27阪神障害オープン全頭診断と予想

今年はじめての阪神一般オープンです。コース紹介は過去にしていますので、こちらをご覧ください。

①◎ナムラミラクル

4.5倍 2番人気 牡馬8歳 60キロ 平沢健治騎手

昇級戦です。未勝利成績は1,1,1,1。脚がそこまで早いわけではないので、最大の武器であるスタートで内枠の利を活かせばという条件が付きますが、好走はあると思います。平沢健治騎手と杉山厩舎の組合せでの成績は4,1,4,3と12回の出走中9回も馬券になってる事は大きな強みです。不安要素は今回阪神3110メートルという事で枠の有利不利がなくなる事。初勝利のハロンタイムは13.7秒で着差は-0.2秒と荒れた馬場コンディション稍重なので一概には言えませんが、レースレベルはまだ未勝利を脱しただけとも言えます。平沢騎手と杉山厩舎の成績を挙げましたが、着外の3回のうち1回は当馬であります。と言ってもその他の3回は馬券になっているますので、今回のメンバー的にはいきなりもあると思います。

②▲メイショウウチデ

8.0倍 5番人気 牡馬5歳60キロ 小坂忠士騎手

この馬も昇級戦です。未勝利成績は1,1,0,1で着外はデビュー戦の5着と好材料です。また初勝利でナムラミラクルに先着したのは好材料。鞍上の小坂騎手の今年成績が1,3,1,4と複勝率は過去最高を記録しています。不安要素は、ナムラミラクルでも言いましたが、初勝利のハロンタイムが稍重で13.7秒の着差が-0.3秒とレースレベルが微妙である事。小坂騎手の阪神での2019年以降の成績は0,1,1,12と決して良くはありません。

③アドマイヤアゼリ

11.0倍 6番人気 牡馬7歳60キロ 熊沢重文騎手

昇級2戦目ですが、昇級初戦で7着。負けた相手は未勝利に目を向けると初勝利のレース2着のセディックカズマとは0.1秒差ですが、セディックカズマから3着は1.1秒差と強さが際立ちました。鞍上は熊沢騎手は奇策で有名。奇策がハマれば圧勝もあるでしょう。不安材料は昇級戦の負けた相手。勝馬のスマートアペックス以外はそれ程強くない相手と考えるどうでしょうか。

④マイネルオフィール

7.2倍 4番人気 牡馬9歳60キロ 白浜雄蔵騎手

昇級後の成績は0,0,3,3。未勝利での成績は1,1,0,0とよく昇級後は3着が2回と期待されましたが、1年の休養。復帰後は6着と4着。まあ悪くないですが、何か影響があるように思えます。鞍上の白浜騎手の阪神での2019年以降の成績は3,2,0,7と悪くはありません。不安材料は最初にも述べましたが、復帰からの2戦がそれまでの4戦と比べて勢いに欠けている事。復帰戦となったレースではアドマイヤアゼリに先着していますが、負けた相手がスマートアペックス以外はそれほど強くないという事です。また白浜騎手の今年の成績は1,1,1,16とよろしくありません。

⑤△モサ

10.8倍 6番人気 牡馬5歳60キロ 西谷誠騎手

昇級戦の成績は0,0,1,1。未勝利の成績は1,0,1,1。初勝利のレースも相手も2頭勝ち上がり、他の馬も掲示板以内と決して悪くない相手でした。昇級後の2戦も格上相手に好走しました。不安材料は鞍上ですね。。成績は0,5,4,17と悪くありませんが、熊沢騎手と真逆の特性を持った騎手です。

⑥ナイトジュレップ

32.6倍 11番人気 牡馬6歳60キロ 北沢伸也騎手

昇級後の成績は0,0,0,3。ちょっと厳しいか。

⑦ホッコーメヴィウス

29.6倍 10番人気 せん馬6歳60キロ 黒岩悠騎手

昇級後の成績は5着と6着。成績は悪くないですが、黒岩騎手の今年の勝利がないのが不安材料です。

⑧コーンスス

24.1倍 9番人気 牡馬6歳60キロ 植野貴也騎手

昇級2戦目。前走昇級戦の小倉春麗は10着と惨敗しましたが、参考外。今回手が合う植野騎手に戻るのは好材料です。不安材料は同じ昇級戦だったディードに負けている事。それを考慮すると強くないかもしれません。

⑨△プリカジュール

4.3倍 1番人気 牝馬5歳58キロ 森一馬騎手

障害デビュー戦でいきなり2着以下を1秒以上突き放し勝利。平地3戦してからの昇級戦です。色々ぶっ飛んでいますが、と言っても障害2戦目。大凡走する可能性もあります。

⑩ビルジキール

6.4倍 3番人気 牡馬5歳60キロ 中村将之騎手

昇級戦です。障害2戦して5着と勝利していますが、小倉しか経験がなく、今回はじめての大箱でどこまでやれるかですね。鞍上の中村騎手の阪神での2019年以降の成績は2,4,2,11と複勝率42%といいですがどうでしょうか。

⑪テイエムグッドマン

10.8倍 6番人気 牡馬7歳60キロ 高田潤騎手

昇級戦です。未勝利での成績は1,0,1,4と着外の4回のうち2回掲示板で残りの2回は6着でした。前走雨の小倉で逃げに脚質を変えて勝利しましたので、今回も逃げると思われます。鞍上の高田騎手もこの年成績が3,2,1,6と複勝率50%といいのが好材料です。不安材料はその高田騎手ですが、阪神での2019年以降の成績が1,1,1,9とあまりよくないです。また、未勝利の6着ですが、5着から0.9秒と0.2秒タイム差を考えると掲示板争いしていたというよりかはあまり大したことがないかもしれません。

以上が全頭診断と予想です。それではー

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