2022東京ジャプステークス出走馬考察前編

東京ジャプステークスに特別登録された14頭のうち7頭を考察したいと思います。

エイシンクリック

昇級後の成績は2,0,0,0。前走阪神SJでは序列級を押さえての勝利。中山GJに出てくるのかと思いましたが、ここにきました。スピードもスタミナも持ち合わせているので、上位入選は間違いないでしょう。鞍上は障害界の天才騎手西谷誠。今年の障害重賞成績は阪神SJをこの馬で勝利し、中山GJはブラゾンダムールで2着と乗りに乗っています。ここでも好走を期待したいですね。不安材料は天才が故の謎騎乗。まあ、普通に走れば勝てると思いますが、後方待機から3コーナーから捲るような競馬が好きな天才騎手にとって今回はどんな騎乗を見せるか?軸にはしたくない。

エコロドリーム

昇級後の成績は0,0,1,3で馬券外は落馬、5、4着と悪くはない。特に前走の中京3900メートルで行われた京都HJでは上がり2位の39.7秒の末脚を使い存在感をアピールした。前が潰れる展開は考えにくいが、もしそうなった時最も警戒すべき存在と思います。不安材料は後ろすぎて不発になる可能性や同型馬の上位互換の存在。ヒモにするのは面白いと思います。

クラウンティバイダ

昇級後の成績は1,0,0,3。馬券外も昨年の東京HJ4着、阪神開催の京都JS7着と今年のペガサスJS5着。東京HJでは3着のレジェンドから大差負けとは言え、ミスター小倉のアサクサゲンキ、元ミスター東京のシンキングダンサーに先着するなど存在感を見せた。また、鞍上のバンケットこと伴騎手は今年5勝と過去最多勝利を飾るなど勢いがある。不安材料は、馬の方は存在感はあるがOP特別以上で馬券になっておらず、伴騎手も今年のOP特別以上は全て馬券外。重賞の最高順位は4着。まだ馬券には遠いか。やや重以下なら考えたい。


ケイティクレバー

昇級後の成績は2,1,3,2。馬券外は昇級戦の5着と20年の東京JS12着。その後、新潟JS3着に好走し重賞級である事をアピールしたのは好材料。21年はOP特別3戦して全て馬券内と安定感を見せたがそこから11か月の休養転厩からの平地2戦を叩きここに着ました。東京JSは2年ぶりですが、一昨年の屈辱を晴らしたいところですね。不安材料は11ヶ月の休養と平地2戦使うのは状態面に問題があるからか。転厩も気になる。

ゼノヴァース

昇級後の成績は1,0,0,1。昇級戦の小倉春麗で5着掲示板。前走新潟一般OP2890メートルでこれまでのレコードタイムを0.5秒更新する3分5秒5とハロンタイム12.8秒、上がりも37.6秒という平地競走かというラップタイムを見せた。新潟と東京は求められるモノが違うがスピードは間違いなくこの馬が一番です。不安材料は前走そこまでのタイムを出す必要があるのかというところ。普通に考えて一般OPで無理して走らせてしまっているためダメージが気になるところ。また、前走の相手もマリオを除きそこまで強くない。今回はどうか。

タイキフロリゼル

昇級後の成績は1,0,1,1。馬券外も昇級戦の阪神一般OPで1着から0.7秒差の6着なので問題なし。今年の小倉牛若丸3着、三木ホースを勝利したのは大きい。めちゃめちゃ強くはないが平均点以上を取れる走りは軽視できない。一波乱あれば間違いなくこの馬が抜ける可能性はあると思います。不安材料は平均点取れる馬でも今回は重賞。重賞級相手にどこまでやれるかは未知数です。

テーオーソクラテス

昇級後の成績は1,0,0,2。バンケットありの方が成績が良いが、重たい馬場も得意とするので雨が欲しいところ。

ノストラダムス

初障害が一般OPなので、オープン以上の成績は1,0,1,1。阪神一般OP3110メートルで大逃げをかまし勝利。今回も軽快に逃げるのか。不安材料は、同じ逃げが重賞でもできるのかという事です。

以上が前編となります。明日後半7頭を紹介します。それではー

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