阪神障害オープン予想

はじめに

今回オープン特別でもないのにJG-1参戦経験のある馬が4頭出馬。異例の前走JG-1が2頭出馬という超異例の出馬表にファンも驚かれたと思います。彼らの好走はあるのか。重賞好走組の逆襲があるのか。それとも一般オープン実績を積んだ馬達が好走するのか。それとも昇級馬が好走するのか分析してみましょう。

阪神3110メートルコース紹介

阪神2970メートル阪神3110メートルコース紹介参照

阪神3110メートル人気別成績

それでは同距離の一般OPで過去5年間5戦分のデータから

1番人気 0,0,2,3
2番人気 2,1,1,1
3番人気 0,1,1,3
4番人気 1,1,0,3
5番人気 1,0,0,4
6番人気 0,0,0,8
7番人気 0,1,0,4
8番人気 1,0,0,2
9番人気 0,0,1,2
10番人気 0,1,0,1
11番人気 0,0,0,1
12番人気 0,0,0,1
13番人気 0,0,0,1
14番人気 0,0,0,1

1番人気はなんと勝率0%大苦戦しています。3着までが精一杯です。逆に頑張っているのが2番人気。勝率、連対率、複勝率共に優秀です。3、4番人気の好走も目立ちます。二桁人気も10番人気が一度馬券になるなど、荒れる展開になりがちなレースです。

馬番別成績

東京3110メートルに続き今回も馬番別成績を作成しました。

① 0,2,1,2
② 1,2,0,2
③ 0,1,0,4
④ 1,0,1,3
⑤ 1,0,0,4
⑥ 1,0,1,3
⑦ 0,0,0,5
⑧ 0,0,1,2
⑨ 0,0,0,3
⑩ 0,0,0,3
⑪ 1,0,0,1
⑫ 0,0,0,1
⑬ 0,0,0,1
⑭ 0,0,0,1

枠の有利不利はないと言いましたが、改めて馬番別で見てみると①②が極端にいいですね。次に④⑥がよく、③⑤と続きます。気になる外枠ですが、過去5年では⑧が3着1回。唯一のフルゲートでは大外ではありませんが⑪が1着に着ていますが、ストレートが長いですが、2、1コーナーがかなりの小回りで不利を受けているようですね。

前走別成績

京都HJ3,0,0,2
三木ホース0,0,0,2
東京OP 0,0,0,2
中山OP 0,0,0,1
阪神OP 0,0,0,1
京都OP 0,0,0,1
福島OP 0,0,1,1
新潟OP 1,3,2,16
中京OP 0,0,0,2
阪神未勝利0,0,1,0
京都未勝利0,0,0,2
福島未勝利1,0,0,1
新潟未勝利0,1,1,1
中京未勝利0,1,0,0
2勝(1000下) 0,0,0,1
1勝(500下)  0,0,0,1

目につくのは前走京都HJ組。掲示板外でも勝利するなど、意外と好走しているのかと思いきや馬券外もいるなど京都HJ=馬券とは言い難いです。一般OP組を見ると前走新潟が5年で6頭馬券になっています。過去に関西で走った事がある馬は成績に関係なく好走している事が多いです。全て逃げ馬が馬券圏内に入っています。未勝利組も何戦もやってようやく昇級より、2走前、3走前が3着以内で比較的1着争いを展開してきた馬の好走が目立つ結果となりました。

最終予想

穴① サムライフォンテン

未勝利10戦目にして未勝利脱出してオープン13戦中半分の6戦重賞レースに出ている強者ですが、オープンでの成績は0,0,0,13と全て掲示板外という凄まじい成績を残しています。明らかに馬主が回収に回ってる感じがするのは僕だけでしょうか。しかしながら、人気に対して6回人気以上の順位で完走出来ている事や一度も競走中止になっていないのは好材料です。阪神は直線芝ですが、阪神SJと三木ホースで経験済みというのも好材料。後方待機の馬なので、中段に着き徐々に追い上げる事ができれば掲示板も夢ではないと思います。

▲②シゲルロウニンアジ

中山DS2回出走経験がある馬です。昨年の小倉SJから掲示板外の成績ですが、阪神の成績は1,2,1,2とかなり優秀。阪神一般OPだけの成績で見ると0,1,1,0と複勝率100%という超優秀なお馬さんです。

◎③ ヒロシゲセブン

前走中山GJで6着の5歳馬で優秀な成績を残しています。阪神は阪神SJでハロンタイム13.4の5着。未勝利勝ちしたのも阪神なので相性はいいです。しかし、ダート適正はあまりよろしくないようなので、前目に付けて持続的な末脚で勝負するしかないです。まあ、道悪はすでに経験済みで全体通して遅くはないので、期待できる馬です。

○④メイショウゴウリキ

福島未勝利で13.1で勝利し、新潟2890OPで13.0、3290で13.1を出しています。スピードとコーナーワークがある事は証明されていますが、3走前の京都JSのシンガリ負け気になりますよね。動画で確認しましたが、大外発走で外外を回され、燃料切れみたいな競馬でした。今回内枠からの競馬なので勝ち負けになると思います。

⑤サダムドミニック

新潟未勝利でデビュー勝ちしていますが、オープン3戦して掲示板にすら入れない成績です。平地も地方で上がり40秒代となんかパッとしません。様子見で

⑥ブレイクスピアー

阪神未勝利のみの記録ですが、成績は1,0,1,1となっております。未勝利勝ちして2戦までは2着2回と沸かせてくれましたが、OP特別や京都JSでは6着という結果に終わっています。前走の中京OPはスタート出遅れしまったため後方競馬になりましたので、参考外でいいと思います。むしろそこから9着まで上がれたのが鞍上の腕なんでしょうか。

△⑦ タガノアンピール

阪神未勝利から昇級戦と三木ホース2着という成績を残しています。三木ホースのハロンタイムも13.5といいので上位に来る可能性が高いです。平地時代の阪神ダートでの最速でも37.9と末脚は期待できないので、前へ行く競馬をすれば勝機もあります。

⑧メイショウバイタル

京都未勝利でデビュー勝ちしてから三木ホースでは14頭中13着、前走福島OPでは14頭中14着という成績ですが、この馬の最大の武器と言えるものがありまして、それはダートの末脚です。昨年の阪神1200m2勝クラスで36.3秒の上がりタイムを出しています。今回の顔ぶれでこのタイムを出しているのが居ないので、スロー展開ならこの馬にも掲示板はいけるんじゃないかなーと期待しています。

☆⑨プレイシャスタイム

アップトゥデイトの引退レースになってしまった18年の中山DSから1年半ぶりの復帰レースです。障害試験タイムは97.7とまずまず。外目の枠ですが☆

⑩メイショウタンヅツ

重賞3着以内が参戦してきました。このレースの相性が良い京都HJ3着、小倉SJ3着の実力馬です。イルミネJSはスタートで後方に下がってしまい見せ場もなく終わってしまいました。次走の三木ホースは最終障害で勢いを失いなんとか掲示板の5着。差し馬ですがダートはそれほど速くなく外枠なので無印。

注⑪ヒロノタイリク

2走前の新潟2890OPでハロンタイム13.0を出したスピード自慢ですが、前走3290OPで鞍上が変わった途端、ハロンタイム13.5と大きく下げてしまいました。とは言うものの未勝利勝ちしたのはこの阪神です。末脚は期待できませんが、掲示板くらいは狙って欲しいですね。

まとめ

◎③ヒロシゲセブン
○④メイショウゴウリキ
▲②シゲルロウニンアジ
△⑦タガノアンピール
☆⑨プレイシャスタイム
注⑪ヒロノタイリク
穴①サムライフォンテン

最後に

今回の阪神一般オープンは先週の東京オープンより難解レースです。でも勝ちたいですね。それではご幸運を

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