桐生秀臣氏のSPIRAL(スパイラル)のトレード履歴に疑問あり
財テクアドバイザーゆんです。
毎日3万円が手に入るSPIRAL(スパイラル)というアプリの情報が入ってきました。
桐生秀臣氏というファンドマネージャーが紹介しています。
キャッチコピーは
・いつでもどこでも、好きな時に
・3分で3万円が手に入る
・ボタン1つで安定した収入が手に入る
・持ち運べば人生が変わる
・まったく新しいモバイルアプリ
ということですが、紹介ページにある通帳の画像はどこかで見たことがあります。
調べてみたところ、同じようなアプリがいくつも紹介されていました。
さらにトレード履歴に気になるところがあったので、お伝えしたいと思います。
《特定商取引法に基づく表記》
販売会社 合同会社 パシャ
販売責任者 桐生 秀臣
メールアドレス info@spiral0000.biz
所在地 大阪府淀川区新北野1-13-12-A307号
商品の引き渡し期間 お申し込み完了後、いただいたメールアドレスにご連絡いたします。
表現及び商品に関する注意書き 本商品に示された表現や再現性には個人差があり必ずしも利益や効果を保証したものではございません。
◆桐生秀臣氏のSPIRAL(スパイラル)の販売会社「合同会社パシャ」
桐生秀臣氏が紹介する
SPIRAL(スパイラル)を販売している会社は、「合同会社パシャ」です。
「合同会社パシャ」について調べてみたら、
2020年7月7日に法人番号が指定されています。
合同会社パシャ(パシャ)は2020年07月07日に法人番号が指定された大阪府大阪市淀川区にある合同会社です。合同会社パシャの住所は大阪府大阪市淀川区新北野1丁目13番12号A-307号室です。
2020年7月7日に法人として認められたということでしょう。
だけど、住所は載っていますが、代表者名、電話番号、メールアドレス、ホームページが載っていません。
SPIRAL(スパイラル)は3年連続ナンバー1と紹介ページに書いてありますが、法人の届けを出す前からSPIRAL(スパイラル)アプリで利益を出していたということでしょうか。
その時の運営者や責任者は誰だったんでしょうか。
桐生秀臣氏は、「このアプリのモニター募集は3回目」とも言っていますね。
SPIRAL(スパイラル)の「特定商取引法に基づく表記」にはメールアドレスがありますが、電話番号がなければ信頼度はかなり低くなります。
SPIRAL(スパイラル)の紹介ページには、サポートスタッフ電話として、050-5490-2774の電話番号がありますが、なぜ「特定商取引法に基づく表記」に載せないのかが疑問ですね。
◆桐生秀臣氏のSPIRAL(スパイラル)は個人情報が流出するかも
桐生秀臣氏のSPIRAL(スパイラル)は個人情報が流出する恐れがあるかもしれません。
特定商取引法に基づく表記にある「個人情報に関する取扱い」のところを見ると、以下のように書いてあります。
個人情報に関する取扱い お客様からウェブフォームへの入力等によりご提供いただいた氏名、年齢、電話番号、メールアドレス、住所等の個人情報は、お客様へのご連絡、合同会社パシャ及びアフィリエイトセンターのサービス等のご案内、今後のサービス向上のための統計データの算出と分析、アンケート等の依頼、アクセス情報の分析、その他これらに関連する目的に使用するために、口頭、書面、メールその他の方法により第三者へ提供させていただきます。ただし、お客様から要請があれば、当該お客様の個人情報について第三者への提供を停止いたします。
《お客様から要請があれば、当該お客様の個人情報について第三者への提供を停止いたします。》
とも書いてありますが、「特定商取引法に基づく表記」まで確認する人はあまりいないと思うので、個人情報が第三者へ提供されてもわからないということになります。
◆桐生秀臣氏のSPIRAL(スパイラル)のトレード履歴がおかしい
桐生秀臣氏は、SPIRAL(スパイラル)のトレード履歴をメールで送ってきました。
それをチェックしてみたら、おかしいところがありました。
チャートで説明しますね。
桐生秀臣氏の
2020年7月1日のポンドドルの取引履歴です。
赤枠のところを見てください。
1.25474で買って、1.25622で決済しています。
実際のチャートを見てください。
2020年7月1日のポンドドルのチャートです。
2本の青の縦ラインの間がポンドドルの7月1日の値動きです。
2020年7月1日のポンドドルの値動きは、1.23587が安値で、1.24898が高値です。
FXトレードは1日の値幅の中で買ったり売ったりします。
7月1日は1.23587から1.24898の値幅の間でしか取引が行われていません。
つまり、1.25474では、買うことはできないってことですね。
もう1つ見てみます。
次の画像を観てください。
2020年7月6日のポンドドルの取引履歴です。
赤枠のところを見てください。
1.25414で買って、1.25601で決済しています。
↓↓下は、2020年7月6日のポンドドルのチャートです。
2本の青の縦ラインの間がポンドドルの7月6日の値動きです。
2020年7月6日のポンドドルの値動きは、1.24580が安値で、1.25192が高値です。
7月6日は1.23587から1.24898の値幅の間でしか取引が行われていません。
1.25414では、買うことはできません。
他の月を見てみます。
2020年3月3日のポンドドルの取引履歴です。
赤枠のところを見てください。
1.25433で売って、1.25265で決済しています。
2020年3月3日のポンドドルのチャートです。
2本の青の縦ラインの間がポンドドルの3月3日の値動きです。
2020年3月3日のポンドドルの値動きは、、1.27360が安値で、1.28435が高値です。
3月3日は1.27360から1.28435の値幅の間でしか取引が行われていません。
1.25433では、売ることはできません。
これらを見てもわかるように、トレード履歴の信憑性はゼロに等しいです。
ブログでは、ユーロドルの取引履歴を検証したので、良かったら見てくださいね^^
⇒桐生秀臣のSPIRAL(スパイラル)本番用に応募はちょっと待った!
ちょっと前に紹介されていたPassionパッションというトレードサロンでも理屈に合わないトレード履歴を出していました。
↓↓下の記事を参照してくださいね^^ 私のブログ記事です。
⇒PASSION(パッション)FXサロンの重大な2つの間違い
FXで使うMT4のチャートを見たことがない人や、MT4チャートは知ってるけど、見方がわからない人だったら簡単に騙されてしまいます。
取引履歴をパッと見て、まったく負けてないので、「すごいなぁ~」って思ってしまいますよね。
こういう履歴は偽造できるようなので、あまりにも成績が良い場合は疑った方が良さそうです。
◆桐生秀臣氏のSPIRAL(スパイラル)はPHOENIX(フェニックス)やconnection(コネクション)に似ている
桐生秀臣氏のSPIRAL(スパイラル)は、少し前に紹介されていたPHOENIX(フェニックス)やconnection(コネクション)に似ています。
PHOENIX(フェニックス)は、
「毎日5万円がずっと手に入る」というキャッチコピーで、
connection(コネクション)は「毎日5万円があなたのものに」というキャッチコピーでした。
VirtueForex(Virtue Technology Inc.)という海外のFX会社を使っているのも同じです。
通帳の画像を出しているのも似ていますね。
PHOENIX(フェニックス)は、現在、詐欺サイトとしてブロックされています。
PHOENIX(フェニックス)と似ている桐生秀臣氏のSPIRAL(スパイラル)も、危ない感じがしてきました。
◆桐生秀臣氏のSPIRAL(スパイラル)の取引先VirtueForex(Virtue Technology Inc.)は金融庁から警告を受けている
桐生秀臣氏のSPIRAL(スパイラル)の取引先のVirtueForex(Virtue Technology Inc.)は金融庁から警告を受けています。
関東財務局
http://kantou.mof.go.jp/rizai/pagekthp033000125.html
VirtueForex(Virtue Technology Inc.)は、無登録で金融商品取引を行っています。
海外のFX会社は金融庁に無登録で取引を行っている会社が多く、口座の凍結や口座にある資産が一部しか引き出せなくなることがあります。
桐生秀臣氏のSPIRAL(スパイラル)をダウンロードしてみた
桐生秀臣氏のSPIRAL(スパイラル)をダウンロードしてみました。
ログインするとすぐにサインが出たので、クリックすると、数秒で稼ぐことができました。
数秒どころか、一瞬でした。
High Low と出ているので、バイナリーオプションのトレードだと思います。
いくらバイナリーオプションでも一瞬でトレード終了はちょっとあり得ません。
◆まとめと評価
桐生秀臣氏のSPIRAL(スパイラル)のトレード履歴に疑問あり
について書いてきました。
いかがでしたでしょうか。
まとめますと、
・桐生秀臣氏のSPIRAL(スパイラル)はモバイルアプリ
・SPIRAL(スパイラル)の販売会社「合同会社パシャ」の詳細情報が少なすぎる
・SPIRAL(スパイラル)は個人情報が流出する恐れがある。
・SPIRAL(スパイラル)のトレード履歴がおかしい
・SPIRAL(スパイラル)はPHOENIX(フェニックス)やconnection(コネクション)に似ている
・PHOENIX(フェニックス)は、現在、詐欺サイトとしてブロックされている。
・SPIRAL(スパイラル)の取引先VirtueForex(Virtue Technology Inc.)は金融庁から警告を受けている。
桐生秀臣氏のSPIRAL(スパイラル)は関わらない方がよさそうです。
ネット初心者や年配者は商材が怪しいものかどうかを検索するという考えもないので、騙されてしまうんですね。
私がそうでした(+_+)
これはスゴイ!と思うと、もう疑うことはしないですよね。
こういうオファーについて書いているブログがあるなんて知らなかったので、調べるなんてことは頭に全くありませんでした。
オレオレ詐欺も電話の相手が息子や娘だと思っているんだから、疑うわけないですよね。
そこにつけ込まれてしまう。
偽物の情報を、「これはスゴイ!」と信じる前に何とかする方法はないでしょうか。
検索してみれば一発でわかるんだけど、検索するというアクションをこちらから起こすことができないのがもどかしいです。
私があの時、詐欺的なオファーを検証しているブログを読まなかったら、また他のオファーに騙されていたかもしれないです。
稼げない案件はいくつかのパターンがあります。
数件の案件を冷静に見れば、引っかかることはないと思います。
ブログで書いていますので、参考にしてくださいね^^?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
財テクアドバイザーゆんでした^^
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