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フォワーダーから見るShippioという会社@yoda_ota

初めまして。Shippioの大田と申します!

最近、ありがたいことに様々な企業様からShippioってどんなことをやっているの?お問い合わせが多く、弊社までお越し頂くことも増えております。

Shippioでは現在、Product, Marketing, Sales, Operation, Corporateのチーム構成となっており、僕自身はOperationを主に担当しています。

今回はOperation目線でShippioでやっていること、目指すところについて書き綴ってみたいと思います。

Shippioとは

<Mission>グローバルトレーディングをもっと身近に テクノロジーとデータを最大限活用し、グローバルトレーディングをネットワーク化、手続きを10倍にシンプル且つ効率的なサービスを提供しますそしてグローバルトレーディングの根幹を支えるアジアと日本を代表する企業となります

上記のMissionを掲げ、煩雑な国際物流の手続きを簡素化すべく、Shippioと言うウェブプラットフォーム及び、実輸送(フォワーディング)のサービスを提供しております。

国際物流のフォワーディングサービスを行っている業者をフォワーダー呼びますが、Shippioは“デジタルフォワーダー“と呼ばれています。

通常のフォワーダーと何が違うのか?と思うかもしれませんが、一番の違いは国際物流に関する情報を集約するプラットフォームの提供を行っていることです。

従来のフォワーディング方法は、顧客とフォワーダー間のやり取りは、メール、電話、FAX、エクセルです。これだと、国際物流に必要な情報は散乱し、大量の書類から必要な時に必要な情報を見返すのも一苦労かと思います。

一方、Shippioでは、全ての情報をShippioという名のプラットフォームに集約することができます。

<集約できる情報一例>- 見積もり一覧- フォワーディング中の案件一覧- ステータス管理- 過去のフォワーディング案件一覧- 書類管理- 商品リスト管理- 動静確認- 請求管理- コミュニケーションチャット内容

更に、複数人でShippioを使用することも可能なので、案件を抱えている方の情報が属人化することなく、視える状態になるので、輸出入をする方々にとって時間というコストは大幅に削減できるかと思います。

その他にも、GPSを用いた動静確認、書類作成機能、NACCS連携、即時見積もりなど、今後追加されていく機能はまだまだあります。

もちろん、お客様向けだけではなく、Shippioは実手配を行う僕たちOperationチームにとっても煩雑な手続きを簡素化できるサービスになっているのです(これをDogfoodingといいます)。

現時点では、プラットフォームの提供は無料で行っており、国土交通省から許可を受けた第2種貨物利用運送という免許と自社の海外代理店のネットワークを活かして、お客様のニーズに合わせて自社名義で世界中にモノを運んでいます。(ちなみに、Shippioは日本企業で最初のデジタルフォワーダー)

ShippioのOperationチームは、実輸送の部分について、お客様とやり取りをしながら、遅滞なく、満足していただけるフォワーディングサービス提供のために、多くのパートナーとやり取りをしながら日々活動しています。

<主にやり取りを行うパートナー一例>- 船会社- 航空会社- 通関業者- ドレージ- コンテナヤード- トラック- 保険会社- 海外代理店(フォワーダー)

その他にも、輸出入には様々な規制があり、時には税関、厚生労働省、農林水産省の方々にもコンタクトを取ることも多いです。

国際物流の手配は非常に煩雑で、日本国内の宅配便と比較すると10倍近くの手間がかかります笑

手間がかかる要因としては、何と言っても国際間の規制の違い、取り扱う商品ごとの規制、通関での水際のやり取りなどが数えたらキリが無いほど挙げられます。

そういった意味でも、国際物流のOperationは非常に専門性が高い分野でもあると自負しているし、同時にこの複雑な領域を簡素化するというShippioのMissionには深く共感します。

専門性が高いということは、それだけフォワーダーとお客様の間で持っている情報の格差があるということも間違いありません。

情報の格差が大きいとどうなるのかと言うと、料金の面で損をしてしまう可能性が高くなります。

見積もり料金の内容が分かりづらい、いわばブラックボックス化になってしまう可能性もあるのです。

Shippioでは、料金も極力分かりやすく提示することを心掛けており、単価ではなく、合計でどのくらい物流料金が必要なのか見積もりの作成を行っています。(通関時に発生する税関検査などの料金はどうしても後からの請求となってしまいます。検査の内容によっては¥20,000〜¥100,000ほどの料金バラつきもあり、事前にお見積もりを確定させることが非常に難しいです。。予めご了承ください、、)

また、概算になりますが、インボイス金額をご連絡頂けば、ご要望に応じて輸入関税、輸入消費税についてもご提案することも可能です。(最終的な税率決定は税関が行うので、弊社見解と異なる場合はご容赦ください、、)
※輸出時、海外側の関税、消費税の確認については、時間を要するため、成功報酬として別途コンサル料として代金を頂戴する場合がございます。

その他にも、現行で輸出入を行っている方々のご要望に応じて、料金面、リードタイム面双方からの視点で効率の良いルートのご提案も行っております。(将来的にはソフトウェアにこのお仕事も替わってもらいます。)

前置きが長くなってしまいましたが、ShippioのOperationチームは何をしているのかと言うと、、、

- Productチームへのフィードバック及びディスカッション- 各チームとのディスカッション- 船会社へのBooking- 通関業者への通関依頼- トラック、ドレージの依頼- 倉庫のデバンニング、バンニングの依頼- 海外代理店に対する貨物集荷依頼、配送依頼- 海外代理店に対するBooking- 海外代理店との取り決め料金確認- Shippio B/Lの作成- Shippio Shipping Instructionの作成- Shippio Arrival Noticeの作成- 保険付保- パートナー企業とのコミュニケーション- お客様とのコミュニケーション- 請求書作成

などなど、その他にも細かいやり取りは盛りだくさんです。

その中でもやっぱり僕自身が興奮するのはこれは、Shippioのプラットフォームについて、改良して欲しい部分のフィードバック、今後実装して欲しい機能のディスカッションをProductチームや、他のチーム一丸となって行うこと。世の中に出回っていないモノをみんなで作り上げるのはやっぱり興奮しかないですね。。

僕自身が目指すOperationチームとしては、やはり国際物流のプロである。ということが大前提ながら、テクノロジーの力を活用して、効率良く仕事をする。もちろん、フォワーディングも慈善活動ではないので、少人数ながらも収益性、生産性が非常に高い組織作りを行う。

輸送の手段(コンテナ、混載、航空、鉄道、トラック)の最適な方法を提案しながら、様々な規制、難所を乗り越えて自分たちが手配するモノが世界中を動き回る。

チーム全体が一丸となって、良いプロダクトを作り上げていく。

やっぱり僕はデジタルフォワーディングが好きだ〜!

Shippioでは、国際物流の領域をテクノロジーで解決すべく、この巨大なマーケットでチャレンジしたい方を募集しています。
「国際物流の業界に課題を感じている!」「国際物流の業界をテクノロジーの力で変えたい!」「フォワーディングが大好き!」という方がいらっしゃいましたらぜひ一度ShippioのOperationチームとお話をしてみませんか?

不明な点などございましたらお気軽にDMでも、コメントでもくださいませ〜!

それではまた!

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