7回読み勉強法:山口真由

7回読み勉強法
著者:山口真由

「7回読めばだいたい覚える」
 予備校に通わず独学で東大主席卒業⇨ハーバード大学卒業⇨財務省⇨弁護士。
著者の勉強ヒストリーとともに、そこから生まれた「7回読み勉強法」について解説しています。
学校の試験、資格試験だけでなく、仕事や生き方にも応用の効く方法と心の持ち方を教えてくれる一冊です。

〇勉強におけるマインド
・成功体験を数える
⇨失敗体験は傷を負いやすいため、成功体験を
 意識的に数える
・自分はできる=だからやらない。は❌
・自分を信じる。しかし課題もちゃんと見る
・苦手な事、嫌な事を除くと、得意が残る
 ⇨オールラウンダーではなくエキスパートに
・勉強は辛い=効率よく一回で終わらす。
・必要最小限で戦略的に目的達成を


〇読み方の種類
①ひら読み:小説や雑誌向き
②リサーチ読み:調べもの向き
 ⇨サラサラ流し読みでキーワードを見つけ、
  必要箇所のみひら読み
③7回読み:全般に向いてる
⇨7回読めばだいたい覚える
 1回の負荷が軽い、早い、いつでもどこでも 
 理解する前に認知(知る)必要がある
 回数を重ねるごとに理解が深まる

〇7回読み勉強法
・先天的でなく後天的な勉強法
・サラサラ読に向いてる科目⇨英語理科社会
・3回くらい読めばだいたい要点がつかめる
⇨7回でだいたい覚える。足りなければ追加

「読む時間30分×7回」
1.2.3回目は文章の意味を理解する必要はない
4回目以降からだんだん理解ができてくる。
6回目以降から頭の中で答え合わせをしながら

*テキストは網羅性が大事、ヤマをはらない。
 ⇨重要なら長い文になる= 触れる機会が多い
*古文や英語、数学はアレンジが必要
 ⇨数学は7回解きが効果的

〇7回読みのときのアウトプット
・6回目以降の答え合わせ段階で、キーワード
 などを書き出す。(メモは捨ててもいい)
 ⇨書く読むで定着を生みやすい
・答え合わせ=自問自答

〇メンタルコントロール
・迷う前にまずは勉強をはじめてしまう
・自分で計画を立てない
 ⇨ズレるとそれだけでストレスに…
  資格試験を申し込むなどの外圧に任せる
・疲れたら、場所、使う器官、教科を変える
・不安な科目から取り掛かる
 ⇨不安を残したままはツライ
・目標は言葉して、周囲に話す。


勉強のやり方について思い出すと、今までは最初の箇所から一つ一つ順番に……で最後の方は間に合わず一気に……ということが多かった気がする。
本書の方法は、例えばじっくり読みたいビジネス本にも応用が効くものであり、試そうと思う読み方。

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