北海道の田舎で生まれ育って

みなさんこんにちは、お久しぶりです。


前回noteを投稿し50人もの皆様に見て頂けたこと本当に嬉しく思っています。

ありがとうございます!!!



今日は自分のことについて語りたいと思います。

そんな大層な話ではないですが笑


私は北海道の田舎町出身です。

駅もなければ、コンビニも1つしかないような町です。

酪農が盛んな町で周りの友人の半分は農家の息子でした。


そんな田舎でのんびり過ごしていた私にも中学校の時家族旅行で札幌に行く機会があり、父が車を7時間程走らせ初めた見た都会の景色は衝撃的でした。

全ての景色が新鮮で光り輝いて見え、こんなにも便利な世界があるんだと感動した事は今でも鮮明に覚えています。

それと同時に自分の境遇を恨みました。

「私の住んでいる町と全然違うじゃないか。こんなの不公平だ!!」と。

あなたは、5年後には東京にいますよと当時の自分に言ってあげたい気持ちになります笑

その経験をきっかけに都会に対する憧れを持つようになり、知的好奇心の塊である私は札幌に行きたいという欲望の赴くままに札幌の高校に進学しました。


ですが札幌での生活は想像してたものとは違い、苦しいものでした。

私は中学までは田舎の小さなコミュニティの中でずっと過ごし、その中では勉強も運動もトップクラスに出来る方だったと思います。

周囲からもちやほやされ、かなり自分に自信を持っていました。

ですが、札幌の高校に進学し勉強においても部活においても自分より優秀な人が沢山いるという事に気付かされ、その自信は脆くも崩れ去りました。

その時に初めて私は現実を知り、思い描いていたものと現実とのギャップに苦しんだのです。

そこからの私は周囲に異常なほど気を遣うようになり、周りに嫌われないように相手に同調ばかりするようになってしまいました。

その結果、自分が何者か分からなくなりました。

人付き合いも上辺だけの関係に留まり、親友と呼べるような存在は高校時代において一人もいません。

今となっては、大学の友人に恵まれ素の自分を出すことの大切さを理解しているつもりですがそれでも中学の友人に会うと決まって

「変わったね〜、昔はもっとイケイケで自信満々だったじゃん!」

と言われます笑



もし、高校で札幌に出ずに地元の高校に進学していたらどうなっていたかなと今でもたまに考えます。

性格は良くも悪くも今とは違うものになっていたと思う。ただ一つ言えるのは、間違いなく地元の高校に進んだ方が楽しかったと思います笑

自分の地元は私にとっての「confortable zone」でした。


でも、地元から出る選択をしたことを全く後悔はしていません。

自分の中の快適な空間から抜け出した事で、失ったものもある一方で得たものも沢山あります。

今振り返ってもあの時の私に地元に残るという選択肢はあり得ませんでした。

心の中から湧き出てくる知的好奇心が地元に留まる事を許さなかったのです。

この知的好奇心の強さは私の行動源泉になっており、今でも自分の知らない世界が沢山あると考えるだけでワクワクします。社会人になるのが楽しみで仕方ないです。

私は、自分のいる環境が居心地の良いものになった時そこから離れなければ自分の成長が止まってしまう、と考えています。

幼い頃の私は本能的にそれに対する危機感を感じていたのかもしれません。


今日はそんな話でした。



皆さん、就活頑張りましょう!!


ゆの









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