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アナログイラストの私なりの描き方

初めてアナログで描いた絵の途中途中を写真で残して、メイキングまでは行かないかもしれませんが、まとめて描き方をご紹介しようと思います。

愛想のよさそうな男の子を描いてみました


過去によく「どんなペンを使ってますか」「どこから描いていくんですか」などご質問が多かったので、それに合わせて、いつも使ってるペンで描いた物にします。

まずは道具、私の持っているものはこちら。

①uni STYLE FITの複合ペン。中の色は黒を入れること前提でなんでも好きな色を入れています
②STYLE FITの替え芯(どの色とかは気にせず安いときに色んなのを買います)
③筆ペンの中字、薄墨。今ではコンビニでもどこでも売ってます。

とりあえずこれらでガズガズ描いていきます。下書きは苦手なので、男の子描こう、愛想のいいモテそうな、髪はさらさら長くてでもクセっ毛、二重はパッと見でわかる程度・・・まで妄想してから描きます
上の画像でもうすでに色が2色になってますが、どういう基準でかえるの?と思われると思うのですが、特に基準はなく、おみくじ感覚でSYLE FITのペンを出すカチカチをランダムで出して、とりあえず青が出たので横のはねている髪の毛を描いたところで、色を変え、前髪のくせっけを描きます。
一色で描きすぎると複合ペンの意味がないので、5~8本線を引いたら次の色に変えるのがいいかもしれないです。

描いてる間に、乾いてない線を手で引きずって汚くしちゃいました。漫画家さんのアシスタントバイトを一度体験したときもこれを多発して怒られてました。とりあえずどうにかして隠したくなったので、使う画材を増やそう!とここで決心します・・・

目を描きます。
さっきの妄想に合わせて、二重、きっときれいにまつ毛は下も生えているだろうと少し描きます。でも多分眉毛はふと目が可愛いかな・・・とか
反対側の目は、ウィンク気味にするのか、ちょっと笑わせるのかわからないのでちょっとだけ描きます。

中性的に描き始めたので、男の子にしかない色気だと思っているのど仏、鎖骨、すこしだけ太めの首をざっくり描きます、あとほくろも描きます。好きなだけです。

顔だけじゃなくて少し遠目に見てもしまるように、黒をがっつり入れます。まずは左下、そのあとに、反対側(右上)に黒をわかるように入れられそうな場所に入れます。これは個人的な法則ですが、全体がアシンメトリーだったりバランスが崩れていても、色とベタだけは画面全体で対称的になるようにしています。その方が描き終わるかな~ってころあいがわかりやすいような、気がします・・・。


そしてさっきのかすれた汚れを隠すために、この赤のコピックで、まずがっつり隠しました。この赤も反対方面に少し置いておきたいなってかんじで、肩あたり塗ります
反対側の目は特に細目にしようと思わなくなったので、赤を置いてしまいます。

愛想のいい男の子、じゃあはきはきとしゃべるか、おだやかに話を聴いてくれるか、だろうなあ。そういう男の子のイメージカラーで明るい色(薄い色)は、黄色だ!と思ったので、黄色を使いたいけど、ただ黄色を置くよりは、複合ペンで他に描いた色を引き合わせたいな、と思ったので、緑の色鉛筆でゴリゴリカケアミを描きました。この上に黄色をのせるつもりです。
ついでに少しだけほほの赤らみを色鉛筆で描いておきます。
あと、緑のカケアミに男の子本体が負けちゃわないように、影に薄墨をすこし入れます。これも対称になるよう、髪の毛にも使いました。

そろそろ男色がほしくなったので、太めの線がサラサラ描けるuniball5という水性インクのボールペンを使ってのど仏、鎖骨、首の骨ばったラインを描きます。これすごいおすすめです。もうなんでもかけた気持ちになります・・

黄色載せます。顔のところだけじゃ、先ほどの対称ってのがアレなので、がーっとまっすぐ下に伸ばしてしまいます。ついでにちょっとづつだけ影にもつかっちゃいます。

赤いニットか、ざらざらした服を着てほしかったので、筆ペンと色鉛筆など好きな画材で素材感を少し足して、uniball5で絵に勝たない負けないくらいのサインを入れました。

これで完成!すっかり返事のよさそうな男子になりました。
でもなんかもしかしたら元カノがめんどくさい女かもしれないなど、描いてる間も妄想し続けてました。いつもそんな感じです。

初めてのメイキングなので、言葉足らずなところが多いかと思いますが、もしご質問などございましたら、コメントにてぜひです。
この記事が面白いなあと感じてもらえたら、投げ銭できるようにしてありますので、ぽちっとしてくれたら喜んでまたメイキングするかもしれません。
長くなりましたが、お付き合いありがとうございます!
次回はさっきの女子高生9頁目でお会いしましょう~。


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