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あなたを罵った夜に 今からその痛みと 期待と 諦念を 引き受けて生きていくのは 私だと知…
寂しいひと 寂しいひとが好き 傘に入るのを遠慮するひと 満員電車で反射した自分の顔を見つ…
わたしのことを剝がせない人は 自分をおいて他にはいないということが 私の中を駆け巡り、 …
電車から吐き出された 人だかりのまん中に そやつはいた 豆鉄砲を食った 顔でひょこひょこ す…
電気はつけっぱなし 起きてるべきは蝉じゃない 指の毛が気になる ハサミで消しちゃえ 僕の忘…
こっぱみじんになったとき、 あなたはどこを 向いていたのかな
あなたはわたしと ともにいる たしかにひろがる はこにわに すこしのかぐと ちょっとのこども あなたはおとを かなでてて わたしはみみを かたむける つぎはわたしが おとつくる あなたはそれを うけとって とうめいこっぷに ながしこむ ちょっとこぼれて みずたまり わたしはこっぷら うれしくながめて こどもらよびよせ あげてみた てのばしつかみ ちょっとまつ ひとりはわって もひとりみずやり あとのひとりは ながめてる うっとりうっとり ながめてる あなたはいたずら