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【タイガーマスク Op11】ミスターX

タイガーマスクのフィギュア公開シリーズ。ついに「虎の穴」の重要人物たちが登場!
タイガーマスクは50年以上前の古い作品なので、本作品についてご存じない方、ストーリーを再確認したい方、虎の穴について深く知りたい方は、下記の記事をぜひお読みください。
タイガーマスク ミニチュア フィギュア紹介 でもその前に・・・・|Yuniko note

ミスターX

ミスターX 「虎の穴」極東地区マネージャー

登場話:第4話「虎の穴の掟」から第103話「あがく虎の穴」まで
虎の穴に上納すべきファイトマネーを、借金に苦しむちびっ子ハウスを救うために使ってしまい、虎の穴の鉄の掟を破ったために組織の裏切り者となったタイガーマスク=伊達直人。彼を抹殺しようと初登場の第4話以降、ほぼ全話にわたってタイガーマスク=伊達直人をつけ狙った悪役。
CVは、マジンガーZのあしゅら男爵(男声)や仮面ライダーストロンガーのジェネラルシャドウ、TBSの水戸黄門のナレーターなどで幅広く活躍した名優・柴田秀勝。
この役が彼のアニメ初レギュラーで、この役に取り組むことで子どもの頃から悩まされた吃音を克服できたため、一際思い出深い役になっているという。
柴田は、本作から約50年後に製作された「タイガーマスクW」でも、再びミスターXを演じている。

ミスターX

初登場は前述のように第4話「虎の穴の掟」。
※もっとも、アニメのOPでは1番と2番の間の間奏部分で姿を見せている。

虎の穴に上納すべきファイトマネーに手をつけ、掟を破ってしまった伊達直人に死の通告をするため、タイガーマスクの控え室に現れた。
以後、虎の穴所属の悪役レスラー(死に神レスラー)をタイガーマスクに刺客として送り込んだり、組織のヒットマンを伊達直人に差し向けたり、ほぼ全話に渡ってタイガーマスク=伊達直人を苦しめた。

ミスターX

国際スポーツ&芸能プロモーター MR.X事務所

ミスターXは国際貿易センタービルに「国際スポーツ&芸能プロモーター MR.X事務所」を構えている。
※国際貿易センタービルとは、JR浜松町駅前にある「世界貿易センタービルディング」のことでしょう。
この「国際スポーツ&芸能プロモーター MR.X事務所」が「虎の穴日本支部」と考えてよいだろう。
なお、虎の穴のマネージャーはミスターXを含めると7人いるようで、ミスターY、ミスターZの名前がアニメ第79話で語られる。
第24話から第26話までの「覆面リーグ戦」編ではレフェリーを務めたり、第94話「身替わりの虎」では日本プロレス事務員の声帯模写を披露したりしている。また、第28話「甦る虎の穴」では、フランス・ケニア・タイ・イギリス・アメリカ・日本を訪れて、見込みのある少年たちをスカウトしており、当然語学も堪能。意外に多才な人である。
タイガーマスク=伊達直人や彼の抹殺に失敗した死に神レスラーには高圧的な態度で臨むが、虎の穴の支配者やボスには任務(タイガーマスク抹殺)を咎められたり責められたりして平身低頭することが多く、悪役ながら中間管理職の悲哀を漂わせた人物。特に物語後半では、支配者に責められたりボスから無能呼ばわりされたりする場面が増えていく。
第103話「あがく虎の穴」で無惨な最期を遂げる。

ミスターX

作品解説

シルクハット、右目のモノクル(片眼鏡)、ウイングカラーのワイシャツ、蝶ネクタイ、燕尾服、マント、手にしたステッキとギミック満載のため、製作に1週間もかかってしまいましたが、見応えのある作品になっていると思います。
肌の色は薄水色で、実際にはあり得ない肌の色なのですが、ミスターXと言えば青白い肌もトレードマークの一つ(?)なので、迷うことなくアニメ版の肌の色を踏襲しました。
もっとも、私は未確認ですがタイガーマスクのDVDに収録されているアニメのパイロット版では、ミスターXの肌の色は「ペールオレンジ(いわゆる普通の肌色)で彩色されているそうです。

ミスターX

次回:虎の穴の支配者

次回は、虎の穴の支配者を紹介します。

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