見出し画像

クズ流 自己肯定感の上げ方

私はクズだ。
嫌になったら人間関係だってバッサリ切るくせに、現実世界でもネットの世界でも、出会う人全員の事が好きだ。

けれど世間は嫌い。
心から楽しくて趣味が合って集まる集団等ではなく、周りの目を気にして人に合わせたり、みんながこうしてるからと言う理由でしか動かない人々とは孤立しようが距離を置くようにしている。

基本的に自分のことしか考えてないし、楽しいことに舵を切って生きている。
すぐ人のせいにもする。
人間失格とはまさに私のことを表すだろう。

そして仕事でもやたらとミスが多い。
同年代の人はしっかりと生きているのに、私は親に否定され続け、更には結婚は向いてないと言われる始末だ。
実際にそれを思い知らされる事が日々起き続けている。

20代前半は嫌な事があったら落ち込んでいたり鬱っぽくなる時期があった。

そして2年前、大好きだった祖母を亡くしこの世の終わりかと思うほど絶望していた。
唯一私の事を褒めてくれていたので、早く歳取って死にてえなーと思いながら適当に生きていた。
一生立ち直れないと思うぐらい自暴自棄になり毎日泣いていた。
もちろん現在は立ち直ってるし、立ち直ったからこそ、忍耐力や受け流す力がついたように思う。

そんな私が自己肯定感を上げるために考えたり実行していることをいくつか挙げて行く。
全てクズのような考え方だということを予め記しておく。





「嫌な事があったらふて寝する」

仕事で大きなミスをしたり、自分のせいで何かがめちゃくちゃになったとする。
相手に大袈裟に謝って、あとは早めに寝て忘れるといい。
以前はやらかしてしまったと本当に落ち込んだり家に帰って泣いたりしていたが、今は自分だけの一度きりの人生なんだから他人にその時間を割くのは使うのは勿体ないと感じるようになった。
人を殺めたり物理的に傷つけてしまったなら話は別なので勘違いしないでほしい。

「叩かれる事は自分に興味があると言う事」

陰口を言われたりすることがあれば自信を持った方がいい。
人から嫌われる事をなによりも恐れていた私だが、今は考えが変わった。
本当に嫌いな人は話題にすら上がらない。そいつの事なんて1秒も考えたくないだろうから、存在を心から消そうと必死になるのが普通だと思っている。価値観が固定されているようだが、私がそのタイプだからそうだと思っている。そう思って生きていないと潰れてしまう。
本当に嫌いなら無関心になるはずなので、自分の話題が出ていればそれはチャンスだしその出会いに感謝した方がいい。
悪い事をしてないのに悪口言われるのは出てる杭を打たれてるだけだし、その人に対し何もしていないのなら落ち込む必要がない。

「1ミリでも傷付いたらご褒美をあげる」

ああもう傷付いた!と少しでも思ったならすぐに自分にご褒美を与えて欲しい。例えそれが自分に非がある場合だとしても。
私が実行しているのは、
好きな音楽を爆音で聴くこと。(1曲を永遠にリピートしている)
単品販売のちょっと高い入浴剤を使うこと。
ポテチを食べること。
寝ること。
私の考えについてこれないなんて、終わってんな〜と無理矢理にでも自画自賛する(笑)
嫌な事が起きていちいち落ち込んでいたって、みんなどうせ死ぬんだから好きなことをして自分の世界に引き篭もるのが一番良い。

テイルズオブデスティニー2というゲームが私のメンタルの基盤になっている気がする。
カイル・デュナミスという主人公のように生きたいと子供の頃思っていたし、今も思っている。
小学校の卒業文集にも「英雄になる」と書いた。
ずっと忘れられないカイルのセリフがある。

「あのさ、母さんが言ってたんだけど…『反省』はするべきだけど、『後悔』はしなくてもいいって…『反省』は未来につながるけど、『後悔』は過去に縛られてるだけなんだってさ…」

バカなのに真っ直ぐで、どこまでもポジティブ。
絶望的な状況で、もう無理だろうと考えるリアラを根拠もないのに大丈夫だと支え続ける。

私はどんな無理な状況でも諦めるという選択肢をとった事がない。
できる!と言っていれば叶う気がしているから、やっぱりやめよう、、、と口に出さないようにしている。
それでやりたい事や夢が叶わなくても最善を尽くしてダメだったんだと諦めがつく気がする。

カイルは英雄になるが、旅の中で過去と未来に干渉することになってしまった為、それは歴史を改変することになってしまう。そのため全てをゼロに戻す決断をする。出会った仲間たちや記憶全てがなかったことになるのだ。
リアラの英雄という称号も手に入れるが歴史を元に戻すので、最愛のリアラからもカイルの存在そのものを忘れられてしまう。
前作テイルズオブデスティニーに登場する、両親のような英雄になる、というのが彼の夢だったのに全てがゼロになってしまう。

テイルズオブデスティニー2

それでもまた旅を始め、リアラと出会い物語は終わる。

カイルのように強い人間になりたい。
根は陰キャで自己肯定感はまだまだ低いが、心の底はポジティブだと思っている。

どうせみんな死ぬんだから好きに生きれば良い。
全人類幸せになればいいと思っているので、自分を散々甘やかして生きていってほしい。
マックとドトールのバニラシェークがこの世に存在するだけで私は幸せだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?