榊とびしゃこ

榊(別名 本榊/玉串 )
いっぱんには、「榊」は漢字で書く通り、「神の木」で神様へのお供え物で、基本的に”神事に”使われる。民家では、神棚に対にして(左右に)お供えする。

榊はツバキ科の常緑樹で西日本の平坦地ではごくごく普通に、雑草というか雑木?としてそこらへんに自然に生えている。しかし関東以北や高地・沿岸部などには生えていない。

ひさかき(びしゃこ)・・・
榊が関東以北には生えてないので関東以北では”ひさかき” という植物を使います。
榊と同じように、葉が互い違いに左右対につくが葉のふちがギザギザしており、色も、特に新芽が赤みがかっていて榊よりひとまわり小さいです。

このため、昔の京都を首都とする考えでは
関東以北の”ひさかき”は「榊に非ず」として「非さかき」と呼ばれたとか
赤いから「緋色だから 緋さかき」なんだとか
小さいから「姫 さかき」なんだとかその名前の由来もさまざまな説があります。


一目で見分ける方法は 

葉っぱがつるんとしてるのが榊

ギザギザが びしゃこ

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