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美波町の海 放置船舶を無くす

美波町プロジェクトで、美波町の方々から沢山お話を聞いていく中で、現地の方々の海に対する愛を感じ、また沢山の素敵な魅力を知った。また美波町は漁業が盛んな漁師町であることも知った。これらのことから美波町を語る上で「海」は欠かせない存在であると考えた。そこで私達のグループは美波町の海をテーマとして選択し、コンテンツを考えていくことに決めた。その中でも私は「放置船舶」に着目したコンテンツを提案したいと考えた。

美波町には現在、多くの放置船舶がある。放置船舶は大災害が起きた際に二次災害をもたらしかねないとして警戒されており、問題となっている。しかし、これらの船は処分するにも多額の費用を必要とするため、対応が厳しい状況となっている。放置船舶を処分するのではなく活用し、何か出来ないかと考えた。

そこで私は、放置船舶を利用した水上マーケットや水上レストランを提案する。これはタイで人気の水上マーケットからヒントを得て考えたものである。水上マーケットとは、運河の上に浮かぶ船の上で商品や料理を買い物できる伝統的な市場のことである。人気の理由には、水の上ならではの風情が楽しめること、雑貨や土産物など色々な商品の買い物が出来ること、タイの伝統を味わうことが出来ること、タイ料理を満喫出来ることなどが挙げられている。

私が、美波町でこのような水上マーケットや水上レストランを考えた理由は大きく3つある。
1つ目は、地域活性化になると考えたからである。日本ではこのようなものが行われた事例は未だ無い為、日本初ということで注目を浴び、そして地域活性化に繋がるのではないかと考えた。新しいものとして注目されることが、美波町を知ってもらうきっかけとなり、そこから様々な魅力が伝わり各地から観光客が訪れるような賑やかな町になるのではないかと考えた。

2つ目は、美波町の海を活かすことが出来ると考えたからである。冒頭でも述べた通り、美波町の海はとても美しく魅力があり、美波町を語る上で海は欠かせない存在であると考えた。この提案では実際に海の上で行うことになるため、素敵な海を存分に味わうことが出来ると考えた。素敵な海を間近で感じられる素晴らしい空間が作れるのではないかと考えた。

3つ目は、美波町の伝統を味わうことが出来ると考えたからである。美波町は漁師町であり、漁業や造船業が盛んである。実際に漁船として過去に使用されていた船を利用することで歴史を感じることが出来、伝統を味わうことが出来るのではないかと考えた。またこれをきっかけに、衰退しつつある漁業を取り戻していくことが出来るのではないかと考えた。

以上のことから、私は美波町での水上マーケットや水上レストランを提案する。これにより、問題となっている放置船舶を無くし、そして美波町の魅力を広め賑やかにすることが可能であると考える。

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