すかすかを見直したはなし

note初の創作物じゃないただのプライベートです。

さて、『終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?』という小説・アニメをご存知でしょうか。
通称、『すかすか』と呼ばれているのですがにしては『すか』が一個足りないだろと昔から思っています。

で、その『すかすか』を、当時ぶりに見直しました。
本棚を一年越しに整頓したら小説が出てきまして。あっ、ハマってたな〜……見るか。となり。

アマプラにありました。なんでもあるね。プリキュアもあってびっくりしたもん。(これを機にひろがるスカイプリキュアを見始めました なんで?)

12話で完結していて大変見やすいと思いますので気になった方は是非。知り合いの方は見たら教えてください。飲みの席で語らい合いましょう。

これは私以外から500000000回発されている言葉だと思うのですが、昔ハマったもの、今見ると全然違うものに気付ける。マジでよかった……….

気を抜くとマジでよかったbotにしかならない。オタクくんの良くないところ。

ここから下はネタバレを含みます








12話の完成度が高すぎる。6年経っても覚えてたもん。事細かな演出を。
12話………………………………………………………………………………………………………………………………………………

無理すぎ 大号泣した 無理すぎ

「世界で一番幸せな女の子」だって言うんですよ、クトリが。
「幸せになれよ」ってノフトに言われて「わたしはもう幸せにはなれない」って答えるからそんなこと言うなよって思ったら「もう幸せだから」って……..………………………………………………クトリ.………………………………………………………………………………………………
ヴィレムとの違いですよね ヴィレムは幸せにしたくて、自分が幸せになる資格はないと思ってるタイプだけど、クトリはしっかり幸せであることを自覚できて
幸せであることに自信を持つというのは相手(ヴィレム)への肯定だと思うんですよ………………………………………………ただ恋してるだけの女の子から変わったんだね 愛………………………………………………

最後のノフトとの会話に全てが詰まっていて、ヴィレムのこれまでの500年をまるっきり肯定しちゃうような、それこそ救っちゃうような言葉だよなと…….
「戦わなくていい」って「わたしが引き受ける」ってクトリは言ってたけど、この言葉は本当に根底からヴィレムを救う言葉だと思うんですよ。

11話のサブタイトルが「どうか、忘れないで」なんですけど、クトリからヴィレムに忘れないでとは言わないんですよね。あくまでクトリもヴィレムもずっとこの先を考えていて。
もちろんこれはクトリからヴィレムへの「忘れないで」でもあると思うんですけど、それよりはクトリのクトリ自身への「忘れないで」なのでは、と思い 思いまして…

クトリ、戦えなくなったことより記憶を失うことの方が大きく傷付いていて、思い出というのを失うのが本当に一番嫌だったんだと思うんです。(作中でも戦いたくないとは言っていますが)ただ、自分の力でどうにもできないからこその「どうか」 願うしかない 苦しい……………..

メイン劇中歌に『Always in my heart』『Scarbrough Fair』があるんですけど、ラスト、Scarbrough Fairが後なんです。Always in my heartが運命から逃れられなくてもくじけないよ、って歌なんですけど、Scarbrough Fairは悲恋の歌で 覚悟を決めた後はこっちが流れるの、本当にさあ 人の心ないんか?

あんまりまとまりませんでしたが本当におすすめです。
めちゃくちゃハマったら小説版も是非に…….


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