自分の功績をバラさない方がいい理由
こんにちは、ゆんです。
今回は、『自分の功績をバラさない方がいい理由』というテーマでお話したいと思います。
”自分の功績を自らバラす”という行為はあまり得策じゃないよって話をしていくんですが、「自分はそんなことしないよ!」なんて思った人も多いんじゃないでしょうか?
そこで、「でもこんな状況ならしちゃうんじゃない?」って例を一つあげて、詳しく説明していきたいと思います。
ついバラしてしまう事例
これは最近の父の出来事なんですが、僕の父は自営業で(父の)弟と兄弟二人で仕事をしているんですけど、数か月前にその弟が倒れて入院したんです。
それから治療とリハビリを重ね、今はもう退院できているんですが、まだあまり回復できていなくてとても仕事をできる状態ではないんです。
そんな状態の中、それについて最近父と母が話しているのが隣からきこえてきたのですが、どうやら僕の親戚の親世代のLINEグループでは(父の)弟が退職する話が出ているようです。(ちゃんと聞いてないから確かではない)
ここでちょっとしたトラブルがあったようで、(父の)弟が「亡くなった(僕目線での)”じいちゃん”が貯めてきてくれた退職金が~」とメッセージが送られてきたらしいのですが、実際は、退職金を貯めだしたのはじいちゃんから父へ代替わりした後のことだったそうです。
”実際に貯めてきたのは父なのに、じいちゃんが貯めてきたと勘違いされている”
当然、この勘違いされた状態にある父からすると、「なぜおれの功績が、じいちゃんの功績にすり替わっているんだよ。」ってなりますよね。(功績って言うのかな?努力の方が正しいかな)
しかも、複数人がいるグループでのことなので、内情を知らない他の親戚たちも”父”ではなく”じいちゃん”が貯めてきた退職金という認識になりますから、尚のことです。
ここで、このことを父が家でぼやいていたのを聞いた母が、父の同意を得た上で、”じいちゃんが貯めてきた”という誤解を訂正するメッセージを送っていました。
訂正して良かったのか
皆さんも、この状況にもし自分が立ったなら、おそらくこれと同じ、または似た行動をするんじゃないでしょうか。
でもこの一連のやり取りを隣で見ながら、僕の中で何かが引っかかっていました。
こういう”何かが引っかかる”ことに関して、何が引っかかっているのか分からないのが我慢ならない性格の僕。
何が引っかかっているのか考えます。
そこでいろいろ考えるわけですが、ここで一つ、勘違いを訂正した場合としなかった場合を比較してみることにしました。
まず、勘違いを訂正した場合、起こりうる被害として、『”自分の功績を見せびらかすやつ”のように思われてしまう』ということが挙げられます。
こういう感情は無意識に起こることが多いので、そう思った本人も知らないうちに(今回の場合だと父に対する)印象が悪くなっている可能性が高いです。
今回の父の場合、父本人ではなく母が間違いを訂正しましたが、この裏で父が「いや、あれはおれが貯めたんだよ。なに勘違いしてんだよ。」(ちょっと言い方悪いけどこんな感じで)と母に言っているのは誰が見ても分かります。
つまり、本人の口から直接言っていないにしろ、間接的にでも勘違いを訂正した場合、勘違いされた人の印象が悪くなる恐れが十分にあります。
次に、勘違いを訂正しなかった場合、おそらくこの場での父に対する印象の変化はありません。
そりゃそうですよね。
訂正しなかった場合、退職金に関する話題の登場人物に父はいませんから。
つまり、ここでの印象変化はなし。
しかし、その後の印象変化としてあり得るのが、”実は退職金を貯めていたのは父だった”とみんなが知った時。
とあるきっかけによりみんなが、父が貯めていたことに気付いた場合、父に対する印象はおそらく上がるんじゃないでしょうか?
少なくとも、印象が悪くなることはないと思います。
つまり勘違いを訂正しなかった場合、印象が上がらなかったとしても下がることはないです。プラスはありえてもマイナスはありえないです。
ここでようやく、引っかかっている何かの正体が分かりました。
つまるところ、訂正しないよりもする方がデメリットが大きいということです。
「せっかくいいことしたのに、損してんじゃん!」って思うかもしれないけど、損得勘定した時、”デカいリスク背負って訂正する”より”訂正しないでおいてリスクを無くす”方が、絶対いいです。
まとめ
要するに、”自分の功績をバラすと自分の印象下がるからしない方がいい”という話です。
今回は、『自分の功績をバラさない方がいい理由』という話でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
またね!
−追記−
投稿した後、この記事を読んだ母に「え、いや結局訂正してないねんけど」って言われました。
そうだったのか。すまん、母よ。
だが、面倒くさいので修正はせん。
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