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アニマルキングダム

父は、北米芝マイルGⅠを3勝のルロワデザニモー。産駒にはオーストラリアの芝中距離GⅠを3勝したザーキなどがいる。
母はドイツの芝中距離GⅢを優勝したダリシア。アニマルキングダムを生んだあとに日本に輸入されている。
母父は、アカテナンゴ。産駒にはジャパンカップを優勝したランド、母父としてはワールドプレミアなど活躍馬を数多く輩出している。

兄弟には、重賞優勝馬はいないが、ラジオNIKKEI賞3着のディープキング、中央で
5勝したサトノキングダムなどがいる。
また、産駒が日本にも何頭か輸入されており、イッツリットが中央のダートで3勝。

レースは先行から中団に位置し最後の直線で決め手を繰り出すのが勝利パターン。ピッチ走法で馬群を抜け出す器用さがある。

すでに産駒が世界中でデビューしており、芝ダート、短距離から長距離まで重賞の優勝がある。基本的には芝の短距離から中距離の活躍馬が目立つが、特徴が非常に掴みづらい種牡馬であるのも特徴。

馬場適正は芝ダート兼用だろう。今までの産駒を見ると芝で活躍するタイプが多いが、日本に輸入した産駒はダート向きが多くなっている。

距離適性は幅広そうだ。海外での実績では距離適性が幅広いが、どちらかというと短い距離を得意とする産駒が多い印象だ。そのため、日本供用後の産駒も短い距離を得意とするタイプが多くなるかもしれないが、配合次第では中長距離まで守備範囲に入りそうだ。

海外の実績ではクラシックで優勝した産駒もいるが、日本での実績は仕上がりが遅め。父系がブラッシンググルーム系、母父がアカテナンゴ、2代母の父がダンシングブレーヴなので、血統的にも仕上がりは遅めだろう。

上記の通り特徴が非常に掴みづらい。
産駒デビュー後は傾向を慎重に確認したい。

2023.6.13.post

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