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ホークビル

父、キトゥンズジョイ産駒にはスプリンターズステークスを制したジャンダルムなど、世界中にGⅠ馬がいる。母、米3勝トレンザ。
母父はカルティエ賞年度代表馬ジャイアンツコーズウェイ。産駒にはBricks and Mortarなど、母父としてはレモンポップなど、GⅠ馬を数多く輩出している。
母系の血統を見るとGiant's Causeway、Fappiano、In Realityとダート向きやパワー型の産駒を多く輩出する種牡馬の名前が並んでいる。しかし、父・Kitten's Joyは芝の活躍馬を多く輩出する種牡馬で、ホークビルも父の影響が強いためか現役時代は芝レースで活躍した。

スタート良く逃げ先行して押し切るのが勝利パターン。血統的にもあまり速い上がりは使えないのかも。

馬場適正は芝ダート兼用。ホークビル自身の現役時代は芝で活躍。父系も芝向きが中心なので、産駒もどちらかというと芝向きが多くなりそう。ただ、母系はダート血統で固められており、ホークビル自身の現役時代は逃げ先行押し切りのタイプだったので、一定割合はダート向きの産駒が出てきそう。
距離適性はマイル~中距離くらいではないか?。ホークビル自身の現役時代は2000m~2400mで活躍したが、母系の血統はスピードタイプが多い。そのため、あまり距離が長いと厳しいが、短すぎても厳しそう。牝馬はマイル前後、牡馬は中距離前後になってくるのではないか。
仕上がりは平均程度だろう。血統的には仕上がりが早いタイプが多く、2歳から走れる産駒は多そう。ただ、ホークビル自身の現役時代は5歳でドバイシーマクラシックを優勝したように成長力はある。
産駒の傾向としては、芝ダート兼用で先行力があることからするとキズナ、ブラックタイド、もしくはモーリス似た感じでなのか。ただ、ホークビルは決め手があるタイプではなかったので、直線が長いコースは苦手かもしれない。

2023.6.11.post

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