サンダースノー
デインヒルはフィリーサイアーと呼ばれており、活躍馬には牝馬〜せん馬が多いのが特徴。
日本でもG1を制した産駒は2頭。
牝馬のファインモーション、せん馬のフェアリーキングプローン。
牡馬は少しパワフル過ぎたのか、G1を勝てる馬が出ていない。
デインヒル系はダート適性を備えていないことが多いが今後活躍できる期待が高い。
父Helmetはオーストラリアの1400m〜1600mのG1を3勝。
スプリント系の血統はあまり入っていない。母はシングスピール〜Mill Reefと欧州の中距離血統を持っている。
母Eastern Joyはフランスで競走馬として走っていたが、目立った戦績は無し。
自身の叔母には愛・英オークスを制したBalanchineがいる血統。
Nureyevの4×2というキツめのクロスを持っており、これがパワーの源になって芝ダート両方をこなすことができる。
この2頭を組み合わせたのがサンダースノー。
特徴としては、Sadler’s Wells≒Nureyevの5×3×5のクロス。
これによりパワーは十分に強化できる。あまりデインヒルらしくない種牡馬。
今後注目しておきたい種牡馬である。
2023.6.7.post
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