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タロット占い師への道

〜大アルカナカード、吊るしびと、死〜

12.吊るしびと
タロットカードが怖がられる理由に
吊るしびと、死、悪魔のカードの絵柄があります。
私もそうでした。10年間、ありとあらゆる占いを勉強したけれど
タロットだけは絵柄からオカルト臭が感じられ避けていました。
それが、ひょんなことからタロットを習うことになり、
その魅力に一瞬にしてハマってしまいました。
それでは、吊るしびとの説明に入ります。
大アルカナカードで逆位置の方が良い意味になるカードが3枚あります。
それは吊るしびと、死、悪魔のカード。
どれもどちらかというと、一見するとネガティブに思えるカードたち。
吊るしびとは隠者の時に少し説明しましたが、
修行僧の前世を持つ人に出るカードです。
修行といっても、市中の寺院でする修行ではなく人里離れた奥地で
命をかけたハードな修行をする修行僧。
ですので、このカードを出す人は、人生を楽しむことより、
我慢して生きることの方が楽だったりします。自己犠牲タイプ。
正位置では三角関係、時間がとまって身動きできない、絶体絶命、
四面楚歌、自己犠牲という意味があります。
逆位置になるとあがくことをやめるんですね。
あがくことをやめて脱力すると
身体の重みが縄に集まり、綱が自然とプチンと切れ解放される。
逆位置はそのことを伝えています。
逆位置の意味は、ジタバタせず流れに身を委ねる。大逆転が起こる

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