【剣盾ダブル】s8使用ドラタンザン【最終146位・1916】
こんにちは、ゆむむです。
勝ちきることは出来ませんでしたが、今回使用していたパーティーを備忘録として簡単にまとめておこうと思います。煮詰め切れていない部分はありますが割とスタンダードなドラタンザンだと思うので見ていただける人の参考になれば幸いです。
構築経緯
前期はアシレーヌや草食マリルリのアクアジェットからセキタンザンの弱保を起動して行くパーティーを模索していました。基本的に打開ダイマでしたが前2人がダイマックスや追い風ターンを枯らせずに倒されたり、この指要因を処理できなかったりでなかなか安定せずにシーズン終了間際になってしまいました。どうしようか悩んでいたところTwitterで見かけたこちらの方のパーティーを参考にして作って行くことに。
中身はこんな感じになっていて、ドラタンザンの並びはINCの時にも使っていたこともあり扱いやすく感触もよかったです。何戦か回してみて感じた事は、
・バンドリがきつい 初動で砂かきドリュの上を取れない上にこちらの波乗りがバンギラスの弱保を巻き込んでしまうため
・相手のエルフーン軸が厄介 追い風+水技。特にスカーフウオノラゴンはたとえ蒸気機関発動したとしても追い風下で上を取られる
・対トリックルームも重め ドサイドンが減ったのは追い風ですが新解禁のAガラガラとかはきつい
・雨パ
砂ドリュと同様。ただトリル下のセキタンザンが動きやすそうな相手も多い
全てのドラタンザンの弱点とも言えますが、ドラパルトの上からセキタンザンを落としに来たり、初手ドラタンザンの並びだとトリックルームを止める手段が乏しいのでトリックルームを張られ下から殴られ続けるのも苦手です。
そこで配信で見かけていて他の方が使っていて良さそうだなと思った2体を入れて回したところ、動かしやすくフィットしたのでこのまま使用しました。
具体的には対バンドリやトリル用にアーマーガア、対追い風や雨軸に対してサマヨール(一応トリルの時間稼ぎもできる)を採用といった感じです。
個体解説
ドラパルト@ナモの実 陽気AS252D4・・・最速ドラパルトが多い環境で素早さ落とす理由がなく削りのダメージを稼ぎたい時も多いので最速ASぶっぱ
ゴーストダイブ・・・キョダイフンセキと相性の良い技。相手のダイマックス技を空かせると気持ちいい。
ワイドブレイカー・・・相手のAを-1にするドラゴンタイプの範囲技。襷を潰せるのが偉く対バンドリにも強くなれます。
波乗り・・・セキタンザン起動用。襷を潰しつつこの指とまれや猫騙しに止められないギミックは偉いです。
光の壁・・・対特殊や初手に出した時のトリックルームの時間稼ぎに使う。ドラパ壁→タンザン守るで無理やりダイストリームを耐えて弱保起動することもあります。
安定のタンザン起動役。ウーラオスに襷を取られているのでナモを持っているがあまり活きた場面がなく、初動からバナやドリュの上をとれるスカーフなど他にいい持ち物があるかもしれないです。
セキタンザン@弱点保険 控えめCS252H4・・・火力を高めて出来るだけ上は取りたかったので控えめぶっぱ
メテオビーム・・・威力120命中90特攻1段階アップ溜めありの新技。この技のおかげで特殊フンセキで140の威力を出せるようになりました。非ダイマの時に打ちにくいのは物理型と違って弱いところです。
熱風・・・ダイマックス切れた後に範囲技があると優秀なのでこの技。燃え尽きる、オバヒ、大文字だとダイバーンが140になるがそれぞれデメリットもあるので選択です。
大地の力・・・原案は水タイプへの打点としてソラビだがダイマックスが切れた後に命中安定が欲しかったり炎技以外を打ちたい場面もあったのでこちらにしました。
守る・・・守って無理やり弱保を発動させに行ったり相手のトリックルームや追い風枯らしにも必要な技。
前回は見せポケになっていたが今回はメインエース。 特殊型のメリットは威嚇で火力を削がれないところ、ダイマックスしたコバルオンや(ソラビ持ちなら)テラキオンに強いところが偉かったです。またエルフーンラプラスなどのSに振って耐久にそこまで回していないラプラスが環境に多く、特殊型でもメテオビームによって威力の上がったフンセキのおかげで弱点保険発動後は1発で倒すことができました。
ウーラオス@気合の襷 陽気AS252D4・・・最速でウインディの上をとれるため安定のASぶっぱ。あまりをHに振ると176で16nになってしまうのであまりD
水流連打・・・抜く理由がない技。振り方によっては回復実持ちのガオガエンに耐えられることもありましたが確定急所は偉いです。
インファイト・・・こちらも同様。ポリゴン2、ラッキー、バンギラスなど打ちたい相手は多いです。
アクアジェット・・・ゴリランダーのグラススライダーと合わせてフンセキの蓄積で削れた相手を縛りにいきます。
みきり・・・縛り関係の解除やフンセキダメージの蓄積に。あると便利ですがあまり使わなかったので他の攻撃技でもいいかもしれません。
唯一の新解禁ポケ。守るを無視できるのが強く精神的にも偉すぎました。アシレーヌと違って苦手なバンギラスを1発で倒せるのが強く、積極的には狙いませんがアクジェでセキタンザンも起動できるのでかなり使い勝手の良いポケモンでした。
ゴリランダー@お花のお香 意地 H140(193)A196+(187)B4(111)D12(92)S125(160) H 16n+1、 A11n、S最速バンギ抜き余りB D振り分け
とんぼ返り・・・盤面操作に。一応ゴリランダーミラーの打点にもなる。トリル展開の時に後攻とんぼ返りでセキタンザン着地とかしたくて採用しました。
猫騙し・・・この技を入れるために持ち物を原案の鉢巻からお香に変更しました。トリルを張るために使ったりフンセキダメージを稼ぐのにも有効でした。
グラススライダー・・・対水タイプへ打つ最強先制技。セキタンザンを見て出てくる水タイプや地面タイプに刺さります。
10万馬力・・・ウッドハンマーや馬鹿力と選択。草半減の電気タイプ(ジバコイルやストリンダー)へ打つ技として採用しました。
前期の流用個体なので要調整枠。こちらが辛いのは弱保バンギラス(襷バンギはそこまで脅威ではない)なため、最速バンギラスを意識したSにするのではなくフィールドを取りやすくするためにSを落としたり、バンギの処理を早める馬鹿力やウッドハンマーを採用した方がよかったかもしれないです。
サマヨール@進化のきせき のんきH252(147)B96+(178)D160(171) S0最遅個体 カ・エールさんの配分のパクリ。陽気珠ドラパのダイホロウ耐え
地ならし・・・トリル下の波乗り。襷を潰しつつこの指とまれや猫騙しに止められないギミックは偉いです(2回目)
ナイトヘッド・・・削り用。サマヨール確定3発です。
サイドチェンジ・・・先制技で縛られそうなセキタンザンを無理やり動かす技。無限の勝ち筋を拾えるが後述の黒い霧と選択。
トリックルーム・・・採用理由。地ならしとトリックルームを両方できるのが偉い。
(黒い霧)・・・トリル下でセキタンザンを動かす際に、相手の水技や炎技で蒸気機関を発動させられてSが上がってしまうときついです。その一応の対策として黒い霧を使うことで S上昇をリセット(弱保の上昇分もリセットしてしまいますが)することができます。今回はサマヨールの黒い霧持ち個体を持ってなかったのでサイドチェンジにしていました。
アーマーガア@ラムの実 図太いH252(205)A36(112)B36(143)D116(120)S68(96) Sは追い風下最速エースバーン抜き調整+1、いろいろ耐えてほしくて耐久に振りましたが適当なので検討の余地ありです。
ブレイブバード・・・タイプ一致打点その1。主にフシギバナやゴリランダーに打ちます。
アイアンヘッド・・・タイプ一致打点その2。ビルドを積みつつダイスチルで詰めていくこともあります。
ビルドアップ・・・バンドリを意識して採用。ビルドアップを積んでも火力はあまりでないですが、相手のダイマックスやトリルターンをよく凌いでくれました。
羽休め・・・詰めに使うこともあるので。この技とビルドアップのおかげで対物理には滅法強いです。
セキタンザンの苦手な対バンドリや地面タイプに強い点を評価して採用。アーマーガアを入れた初戦でつのドリルドリュウズに屈して涙を流しましたが他は負けなかったので入れて正解だったと思います。フシギバナやゴリランダーに打てる飛行技持ちは有能でしたが鉄壁ボディプレ型でもよかったかもしれません。
選出と立ち回り
基本選出
先発:ドラパルト・セキタンザン 後発:ゴリランダー・ウーラオス(アーマーガア)
ドラタンザン先発でフンセキを打ちつつ削っていき、後発の先制技や襷を活かして有利に立ち回ります。この並びでいけるかどうかを最初に判断するので基本選出としていますが無理なことも多いです。初手から通る相手ならeasy winになりやすいです。
対バンドリ・晴れパ
先発:ドラパルト・セキタンザン 後発:アーマーガア@1
まずセキタンザン方向へダイアースを誘います。それをアーマーガアで空かしつつドラパルトで壁やワイドブレイカーで弱体化していきます。アーマーガアバックに合わせて初手からコータスの炎技を打たれた事は1度もないです。バンドリ相手には余裕があるのでビルドアップを積みつつアーマーガアでダイマックス、バナコー相手にはコータスの炎技読みでセキタンザンもどしつつ蒸気機関発動を狙うことが多いです。
対雨パ、エルフーン軸、叩き
先発:ゴリランダー・サマヨール 後発:セキタンザン・@1
トリル地ならし展開を狙います。セキタンザンで削りつつゴリランダー(選出してるならウーラオス)の先制技圏内に入れていきます。エルフーン入りの叩きパにはドラタンザンで突っ込んでも勝てない場合が多い(ドラパルトにサイチェンがあれば択には持っていけるがきつい)のでトリルしていきます。
反省点
1.全体的に調整が雑 ゴリランダー、アーマーガア、セキタンザンはもっといい調整があったと思う。特にセキタンザンは準速にしていたが、最速モロバレルが流行っていたため60族付近のポケモンはそれを意識した91ぐらいまでSを上げていることが多かったらしく、素のセキタンザンではほぼ負けていた。砂ドリュはアーマーガア、雨グドラにはトリルしていたことを考えるとそれを抜ける準速である必要性が薄く、晴れフシギバナ意識まで下げて耐久に回した方が色々耐える範囲が広がってよかったと思う。
2.新解禁ポケモンたちへの対応 新解禁ポケモンたちがこちらの並びに対してどういう動きをしてくるかが理解できていなく、初見では大体きれいにやられていた。もっと対戦数をこなして相手の動きを理解して対策を取り入れていった方がよかった。
後がたり
ここからは感想みたいなものなのでテキトーに流してもらって大丈夫です。
まずS8潜っていた方お疲れさまでした。日本一決定戦に参加されていた方もお疲れさまでした。本当は30位以内とかレート2000とか達成して記事を書きたかったんですが全然届かなかったです。 S8で結果残した人や日本一決定戦に出た人が記事あげる中、僕なんかがあげてもなあっていうのはあるんですが自分の思考の整理(人に見られるってなるとしっかり書くし)も兼ねて書きました。
鎧環境になってもセキタンザン軸を使い続けましたが、強力な追加効果で一貫しやすい岩技は本当に強かったです。選出誘導能力も高いため相手の選出を読みやすいところも強かったです。ただ他のパーティーを使っても勝ち筋が全く見えず勝てなかったので、来期(今期)は違う並びを触ってVGC2021に向けてちょっとずつ勉強していこうと思います。
レンタルも公開しますのでセキタンザン使ってみたいなと思っていた方は是非使ってみてください。質問やアドバイス等なんでも受け付けておりますので何かあれば気軽にTwitterの方にDMしてください!最後になりますがここまで読んで頂きありがとうございました!
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