ついに来た〜田植え編

国東暮らしもだいぶ板についてきたのか?
虫もカニも蜘蛛もミミズも蛇を見ても驚かなくなった。
なかでもカニと遊ぶのがめっちゃ楽しい。
今朝は苗に水をあげようとしてたら、お食事中のカニさんに遭遇。
カニはゆっくりゆっくり、食べかけのミミズを置いて後退り?いや、カニなんで、横退りなんかな。
この辺のカニは結構デカくて、ぐーしたくらいあるんです。
色は赤と黒でサワガニではなく、山のカニさん。
それと大きな蜘蛛な。
こいつらは家におる。
最初見た時はタランチュラかっ!って思った。まあ、さほどモジャモジ出ないんだけど、埼玉では見たことはないやつです。
蜘蛛の巣張るタイプではなく、壁とかにじっとして獲物を待つタイプ?
でも、慌てて逃げる時は糸を出して、岩登りのクライムダウン的に降りていく。
こんなの家におったら、うちの娘っ子は国東には絶対遊びに来てくれんので、黙っちょる。
1ヶ月前くらいに何かの虫に刺されたのか、両足の腿の内側がトビヒみたいになって、痒くて痒くて大変でした。
毛虫にやられたんかなと考えてます。
北九州も梅雨入りしました。
本格的な雨、音を立てて降ってました。埼玉のマンション暮らしでは、窓は二重で雨の音なんか聞こえません。台風の時はさすがに窓を打ち付ける雨に気が付きますけどね。
なので、こちらで台風来たらどうなるのか心配です。九州と言えば台風直撃!
まあ、ここは国東半島ですから、鹿児島から熊本で上陸した台風が通過する頃には勢力も衰えるんじゃないかな。知らんけど〜
まとまった雨が降ったおかげで、ようやく田んぼの代かきだ!
実は雨が降る前に川から水を引く水路の穴を工作用の粘土でペタペタ埋めてました。
雨がしばらく降っていなくて、水の量もチョロチョロで、なんとか漏れを直して、少しでも田んぼに水を入れたい一心でやってましたが、大雨が降ったら、そんな小細工なんか関係ありませんね。自然の力は凄いわ。
安定の寝坊から、田んぼに出向くと、昨年まで我々の田んぼで稲作してた木村さんが隣の田んぼの代かきをしていました。
この辺りでは1番田んぼを広くやってる方です。それ以外にもめっちゃ椎茸栽培されてます。前に干し椎茸頂いたので戻して食べたけど、それはそれは肉厚で生椎茸を超える美味しさだった。
その木村さん、私達が代かき用に買ってきた代かき棒を使って代かきするっていうのを聞いて、自分とこの終わったらそっちもやっちょるわって言ってくれて〜もう神様!
その正確で田んぼのキワまでギリギリを攻める技に見惚れてしまいましたわ。
あっという間に終わって、2、3日したら植えたらええと言って爽やかに去って行きました。ありがとう木村さん!
まあ、いつもこんな感じで、なぜか、苦労とか困難に立ち向かわなくても、良い流れを引き寄せて生きています。
稲の苗もそんな感じで、私が借りてる海の家(伊美の家)の大家さん(山野さん)と一緒にやらせてもらって、なんとかなりました。
今年は準備期間もなく、そもそも、稲作できるかどうかさえわからなかったので、本当に田植えまで行くことが出来るなんて夢のようです。国東に来てから、嫌なこと全くないです。良いことばかり。
田植えの日は雨予報。
なんとか終わるまで降らないでほしい。
曇っていたので涼しくて、快適な田植え日和。田んぼの形が変な台形なので、はてさてどう植えようか?と相談しているところへ、田植えの神様、木村さんが田んぼの点検にやって来た。
我々が手植すると言っておいてので、昔使っていた手植のガイドラインとなると紐に赤い球がついたものを持って来てくれた。
植える方向、水の調整等を教えてくださり、ご自身の田んぼの水位チェック、補植をして風のように去って行く。
さあ、国東に来て、はじめての田植えだ。
5月初旬に国東に来た時はこの地で田植え出来るなんて思いもしなかった。
まあ、来年は頑張ろ〜とは思っていたが、山野さん、木村さんと言うこの地区での米栽培の二大巨頭にお世話になり、ここまで漕ぎ着けた。我々は引き寄せる力がある!
植える間隔については諸説あるのだが、とりあえず、草取りできるよう条間は40センチでやってみる。
変形田んぼの長い辺から段々狭くなる感じて植えていく。これは終わりの方で気持ち的に楽になりたい作戦。
3人並んでの田植え、私は真ん中ですが、のんびり派の大隊長をカバーもやります。
午前作業では半分まで終わりませんでした。
午後の追い上げで5時の音楽放送♪がなって少しして終了!
目指せ!田んぼマスター!
この夜はお祝いに大好きなサンボマスターの歌を熱唱しました。
さあ、田植えが終わればこっちのもの!
いよいよ釣りに専念出来るのかっ!
そう喜んだのも束の間でした。
あんなに水が欲しかったのに、梅雨に入った途端に川は増水し、あっという間に田んぼの水は溢れ出す。
この辺の山は結構荒れてて、保水能力が低く、雨降ればすぐ溢れ出す(坪倉談)
山の整備をしたいと言ってました。
さあ、この先の田んぼはどうなるのか?
苗が6箱も余ってしまったので、どうしたもんかな?
続く、、、

木村さんの田んぼは隣
いろいろ教えてくれます
木村さんがあっという間に代かきしてくれました
パスポート申請に市役所に行く。なぜか入り口がこんな感じ
国東は宇宙目指してる?
そういうことか!
市役所から別府に来ました。安定のサンフラワ〜
いよいよ田植えです、苗は15枚
苗箱の下に、カエルさん
これが山のカニさん
準備完了
そして植え終わる
田植えの次の日は水位を見てから恒例の水汲み
これは田植えの途中
田植え終了記念撮影
水汲みの後に農業遺産の棚田へ
走り水はうまい
この子は中くらいの大きさ
苗箱6箱余る
釣り解禁!と喜び勇んで出て行って、戻ってきたらコウイカ連れて帰ってきた。網で掬ったらしい

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