スーパーカブで塩炊きへGO
いつまで暑いのでしょうね?
毎日水風呂に浸かってますわ。
寝る前にも必ず水にドボン。
海の家にエアコンはつけたけど夜は気温も下がるので窓を開けて扇風機を回しています。
しかし湿気が多いと寝苦しくて、水に浸かり直したり(エアコンつけろよ)
国東に来て3ヶ月経ちました。
そろそろ国東から外にも出てみようと思い、100キロ離れた福岡県田川郡大任町へスーパーカブに乗って出かけてみた。
実は先月、「たつけ」という農作業用?のズボンを作るワークショップに福岡県飯塚に行く予定だったが、大好きな友達の突然の訃報、お別れしに東京に行くこととなりキャンセルしてしまったのだ。
とても素敵なカフェ【コトツキ】さんでの開催でしたが、残念、またきっと機会があるでしょう。
その代替えプランではありませんが、自給農目指して米、野菜、調味料を自分で作りたいわけであり、味噌、醤油はなんとか作るるので、海が目の前にあるんだから、塩!塩ですよ!塩を自分で作りたいので参加です。
岡本よりたかさんの塩炊きワークショップがグッドなタイミングで大任町にある【たねのがっこう福岡大任分校】で開催されるので、よし来たっ!当然参加です。
大任まで100キロ、約1.4別府の距離、明るくなったら出発です。
kikomania代表の坪倉さんに見送られ出発、国東から街に出るにはいくつものトンネルをくぐります。右手に海を見ながら快調にすすんでいきます。
本当はハンターカブが欲しかったんだけどね、脚が全然届かないんですね。
で、奈良のカブマスター【わっくん】オススメのスーパーカブプロ110を購入。
新聞配達のカブですからね。見た目、ツーリングには見えません。
でも、荷物は前も後ろもめっちゃ載せられるし、脚はしっかりつくし、スピードもそれなりに出る、優れたバイクなんです。
35年以上前に、オフロードバイクのセローを駆って、九州、北海道とツーリング経験あります。あの頃はさすらいの野宿ライダー【寺崎努先生】を崇拝しており、女子とは思えないツーリングをしていましたねぇ。
車もほとんど走ってないので、あっという間に道の駅なかつに到着する。
これじゃあ早く着き過ぎちゃうなあということでコメダ珈琲で時間を潰す。
安定のコメダやなぁ。
中津からは山の中の道なので涼しく快適なツーリング。
もうちょいで到着という頃、MANSANDALSを纏う人を追い越した。
ふーん、ここにもおるんやなあと感心しながら現地に到着するも飲み物を買い忘れ、自販機を探してウロウロし、お茶を買い求めて戻ると先ほど追い越したMANSANDALSの人が現れる。
おお〜と声かけ、質問攻めする。
彼女は与那国島から埼玉の実家に帰る途中、塩炊きワークショップがちょうど福岡であるので立ち寄ったとのこと。
与那国で塩作りを学んで来て、更に自分で作れる塩炊きを覚えたいとやってきたわけだ。
若いのにしっかりしてるなあと感心するオバサンです。
久しぶりの生よりたかさん!
相変わらずシュッとしてらっしゃる。
アベス〜(埼玉の友達)からいただいたよりたんの新刊【おひとり農業】を取り出してサインをもらいます。まだほとんど読んでいませんが、、、
参加者も主催者もなかなかのメンバーで、これは楽しい二日間間違いなし。
実際、国東に移住したものの、なかなか現地のコミュニティには参加できていないので、こういう同じ目的、似たような感性?を持った人が集まる場所に参加できることは本当に有り難いと思った。
真夏の塩炊きは暑さとの戦いでした。
会場となった【たねのがっこう】の家屋は自分達で内装をやられたそうで、とても素敵な空間になっており、ひと部屋だけエアコンがあって、辛くなったら涼みに駆け込むということができ、なんとか最後まで炊き続けました。お昼ご飯は予め頼んでいたみゆきさんの美味しいお弁当です。
よりたか氏もこちらに泊まるとのことでみゆきさんのご飯が美味しいんだよとニコニコしていました♪
塩って、ただ水分を飛ばせば良いというものではないということがはじめて理解できた貴重なワークショップ。
塩炊きに使用した海水はわざわざ糸島の海から汲んでこられたとのこと。
出来上がった塩はなぜかしょっぱい感じがせず、味わいのあるというか、なんというか?
ミネラルの残り方で味に違いができるんじやないかな?
自分の好みの塩を作るとしたらどうするか?
なんとなく理解はできた気がする。
あとは国東で試してみよう!
二日間のワークショップ、当然、お泊まりなわけでホテルは隣の田川市のホテルを予約した。川の目の前、まさに♪ホテルはリバーサイドですです、川沿いリバーサイド〜
5月にはこの川に御輿やらが入る祭りがあるそうです。ちょっと興味あり。
フロントのおかあさんに教えてもらった居酒屋に行くとカウンターは常連さんでいっぱい。でも、つめてもらってなんとか座る。
刺身盛りめっちゃ美味しかったわ。隣のお兄さんたちの話が気になったり、注文してる鰻に目を奪われてしまったり。
あんまりひとりで居酒屋行かないからなあ。
旅してんな〜って感じがすごく良かった。
二日間のワークショップを終えて、仲良くなったメンバーと近くの沖縄料理屋で打ち上げをして、廃校となった小学校を再利用している【いいかねPastel】のドミトリーに泊まる。地方は人口減少で学校も統廃合されて廃校になるところが多いよね。
ここは泊まれるだけでなく、スタジオやカフェ、体育館等を気軽に使えるように工夫されており、この日もイベントがあった模様。
周りは真っ暗でビビりながらカブを走らせてきたけど、中はとてもエネルギッシュな場所でした。
翌日は2ヶ月ぶりの糸島、福岡自然農の見学会に参加するため、80キロのツーリングとなった。早めに出発したので、時間に余裕ありあり、太宰府という看板を目にして、寄り道することにした。
まだ時間的に早く、太宰府天満宮までの参道の店は閉まっていてひっそりとしている。
太宰府天満宮も宇佐神宮と同じく改修中、でも、その改修の隠し方が、緑で囲んでいて、なんとも言えない雰囲気だったな。
朝イチでお店を開けていたおばちゃんの梅ヶ枝餅を3つ買って糸島に向かう。
太宰府から大野城を通って糸島へ。アップタウンがあるもののカブツーリングには楽しい道のり。
無事、糸島に到着し、車で来ていたkicomaniaメンバーと合流する。
6月に来た際、驚愕した田植えを学んだこの地、さてさて、今回はどんな学びが出来るのかな?
だいぶ長くなってしまったので、初の遠出ツーリングはここまでとしよう。
ちなまに、帰りは車で帰りました。
今度は私のカブで真さんが旅に出たのであった。
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