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出産日記day4(管理入院)

10:00のNSTで、
途中から周期的な山が見られなくなりましたね。
赤ちゃん寝ちゃったんですかね〜
ちょっと心拍数が2箇所弱まったタイミングがありますね。

と助産師に少し不安なことをいわれたが、
その後医師より、
「羊水量は入院を開始した月曜日と比較して戻ったとの話であり、この3日間のNSTでも元気な様子なので、外回転術もう一度チャレンジしますか?」と聞かれた。 

一度は覚悟した話であり、
できればトライしたいという思いから、
「やります」と回答。

先ほどのNSTでは少し不安定だったのでもう一度測ります、と2度目の計測の間、13:30に夫に来てもらうよう連絡。面会時間が14:00だったので、待ってもらい、
その間もう一度NSTを行い、異常がなかったのでリトドリンを点滴投与。

たまたまだが母親も今日面会に来るつもりだったらしく、夕方来てくれることに。

点滴しながら夫とラウンジで1時間ほど談笑。
これからいよいよ外回転術、と思うと緊張したけど、
いつのまにか、いつも通りの夫婦の会話を楽しんでリラックスできた。

前に住んでいた住人の郵便物が頻度高く届くために書いた手紙を共済係に渡した、という話や、
T-falのフライパンがくっつきまくるから買い替えない?という話、
近所のスーパーオオゼキに行ったらなんと栗が398円で売られていた(2ケース買えばよかったのに〜)という話、
某政務官の話(身に覚えがない、というコメントは肯定も否定もしていないずるい答え方)
飼い猫をモチーフにしたLINEスタンプを作った話
などなど他愛のない話…

15:30ごろ分娩室に呼ばれ、車椅子で移動。
一度病棟を出て分娩室の正面玄関的な入り口から入るルート。月曜日はもっと最短のルートで慌ただしく移動したなぁ…相当緊急度高かったんだなぁとしんみり考えていた。

分娩室に入ると、TA先生とTU先生が入ってきてエコーから開始。順に見ていきながら、難しいですかね?という妙な会話がなされた。
結論として、以下の説明があった。
・羊水が戻ったように見えたが今また4cm弱である
・胎児の体勢が骨盤位でかつ背中が私のお腹についている(コアラがしがみついているような体勢)
・臍帯が首に巻き付いている(胎盤は右側に位置している)
・NSTで、弱いが今日も心拍の落ちが確認された
・以上の状態から、外回転術をしても胎児がまわる可能性はかなり低い、仮に回ったとしても苦しいサインが出る可能性が高い。それでもやりたいという希望があればもちろん処置は試みるがどうするか?
・外回転術をしないとしても、赤ちゃんの苦しいサインが出ているため明日帝王切開することとしたい

外回転術の希望有無の答えはNOだった。
ベビちゃんの安全が1番だ。
ドクターからは、二転三転してしまったが、
そのような状況であるとの説明だった。

正直、体勢などについては昨日のエコーや月曜日の対応の中でもわかったことなのでは?とも感じられたが、
その時その時の状態を見て、最善の判断をするのが医療なのでは、とも今回考えさせられた。

安全な方法でお願いします、と夫がわたしと目を合わせながら言った。
こうして明日帝王切開を迎えることになった。

その後、もう一度NSTをして異常がないことを確認し、
16:20ごろラウンジに戻ると、母が待っていた。

ことの次第を報告。
「無理せんでええて。安全な方法が1番よ。」といいつつ、「え!!明日帝王切開なん?明日赤ちゃんに会えるんか!」とやはり驚いていた。

その後、産後のスケジュール(千葉に数日夫も滞在すること)や夫の育休取得などについて話した。
入院が長引く前提で、バナナやみかん、干し芋、いりこ、シーチキン、ピーナッツ煎餅、魚肉ソーセージなど食べ物をたくさん持ってきてくれた。

30分くらいお話をして見送り。
お昼を抜いていたので、魚肉ソーセージと干し芋を早速いただいた。

すぐに夕食が来たので少しお腹がもたれたが完食。

食後に洗濯をし、シャワーに入り最後の夜の37w0dの妊婦姿を写真にとどめた。

その後本日5回目のNSTをし、ベビちゃんが元気であることを確認。

9時以降は飲食はOS1以外NGとのことで、
直前にカロリーメイト一本をたべ、お湯を飲み干した。
その後、明日用のルートを取った。血管が浮き出ず苦戦する若い助産師、助っ人の先輩が現れ見事に左手でルート取ることに成功。

歯磨きをし、洗濯物を取り込んでちょうど22:00。

さて、明日はBIG DAYになる。
元気な赤ちゃんを産むことができますように。
しっかりとした気持ちで母になる瞬間を迎えられますように。おやすみなさい。



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