夫への感謝

6泊7日の入院を経て思ったこと。
私は彼と人生の次のステージに進もうとした。
その結果、今回は願い通りにはならなかった。

しかし2年前を思い返したい。当時その悲しみさえわかりえない混沌とした環境にいた。
運命の彼と出会ってもいなかったし、
2年後ハネムーンに2人でハワイに行けるとも考えて
なかった。

健康で一緒に毎日を過ごすことがなんと尊いことか。
人生にはどこかで試練がやってくる。孤独だってある。
やりたいことはしっかり手をつけて前に踏み出す。
悔いのない人生を送れているか?妥協してないか?
自分と彼のこうしたい、こうありたいを語り進む。
人生はまだまだこれから。あきらめない。

日常の中に幸せがある。それを忘れてはいけない。
次の機会に向けて、体を整える。
内側から、しっかりと。

この広い世界で私を選んでくれたこと。
私を心配し、1番に考え寄り添ってくれること。
私の弱みを知り支えてくれること。
退院のとき、迎えにきてくれた彼の姿をみて、
無償の愛を感じた。

退院から2週間経ち、身体は元に戻りつつある一方、
気持ちがどうしても苦しく、彼との会話がうわべだけになっているような感をうけていた。
ついに堪えきれず、寝る直前に想いが決壊し、
ベッドの上で彼に、引きずっている旨打ち明けた。

彼はすぐに優しい表情になり、悪くないよ。
神様が2人の時間をもう少し持てるようにしてくれた
んだよ。きっとまた僕らのところにすぐ来てくれるよ、とハグをしながら肩をさすってくれた。

彼もつらいはずなのに…愛しさが込み上げた。
2人で乗り越えるってこういうことなのかもしれない、と。

数年後は、そんなこともあったねと話せる展開になることを切に願って。

溜め込まない。note に綴る。吐き出す。内面を見つめる。ポジティブになる。これは心が健康でいられるエッセンスであり、自分の心と逃げずに向き合う術。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?