「アクアリウム」

初めて作った個人誌で初めて出たコミティア（最初は委託）。その本「アクアリウム」（1986.3）をちょっとだけ紹介。17,8歳くらいで描いたものです。 #エアコミティア #エアコミティア_SFファンタジー

「あぶくのゆくえ」は小学生の頃「王子様を殺してめでたしめでたしになる人魚姫」の劇をやった記憶から作った連続イラスト。強烈な改変をやったものだ。今ならこの文章じゃないなと。

下宿に篭り10日で34ページを描き殴った「夜中にこたつをぬけ出して」は、自分の本当の意味での「最初のマンガ」。読むといやな汗が出るほど同じモチーフをその後も繰り返している＾＾；今もこたつをぬけ出していない疑惑が沸き上がる。

「記憶喪失」

このタイトルはピーター・ガブリエルの曲I Don't Rememberからとったと思う。今ならもっとさりげなく「歴史博物館の夜」とかにするだろうな。親や祖父母からきく戦時の話と80年代のテカテカ感が折り合わない感じがそのままどストレートに描かれてるなあと。

以上です(汗）。最初の作品にはその作家のすべてがある、といいますが私にとってはこの「アクアリウム」という「本」がそうなのかもという気がします。夢、自分探し、記憶、戦争。

追記

2020年5月17日　コロナ禍のため中止された東京コミティアにかわって開催されたエアコミティアの個人的イベントとして、コミティアへの初参加作品を部分的に公開しました。

初めて作った個人誌で初めて出たコミティア（最初は委託）。その本「アクアリウム」をちょっとだけ紹介。17,8歳くらいで描いたものです。　#エアコミティア　#エアコミティア_SFファンタジー pic.twitter.com/OKqfiehIIa

— 白井弓子 (@yumish) May 17, 2020