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🎀作品紹介🎀 誰色にも合う自分色

誰でもいろんな表情を持っています。
どんな表情を描くかは自分次第。
その表情は自分らしさであり、自分の色。
あなたはどんな自分色を持っていますか?

キティちゃんにはあえて口が描かれていないことは、有名な話です。
相手に感情を押し付けず、見る人が自由に表情を想像できるように、というのがよく言われている理由です。

口を描かず、あえて無表情にすることで、その人物の感情は固定しないという考え方は当時は斬新だったのだろうなと思います。
つまりキティちゃんは一切、自己主張せず、空気のような存在で、キティちゃんがどんな感情を持つのかは、見る側のその時々の感情によって変わってくるということだと思います。
嬉しい時には、キティちゃんも一緒に喜んでくれているように見えるし、悲しい時には、キティちゃんも一緒に悲しんでくれているように見えるという感じに。

キティちゃんが長い間、世界の多くの人を魅了し続けているのは、こういった誰色にも染まるという特質もあったのだなと改めて考えさせられました。

自己主張と共感、独自性と普遍性、これらの相反する特性をどのようにバランスをとって自分の作品に投影させればいいのか、いつも悩ましいです。
でもやはり心のどこかで、自分が伝えたいことに常に敏感であり続け、そこから生まれたものでなければ、本当の共感は得られないのではとも思っています。
私にとって自分色のこの作品が少しでも多くの方の色に合うものであればいいなと願っています。

作品ページは以下です。是非ご覧ください。
https://opensea.io/assets/ethereum/0x495f947276749ce646f68ac8c248420045cb7b5e/66090858158364925457028345025784853895341324385003537267860495357659884552193


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