Dark Heroineキャンバスアート　#1

仮面舞踏会/Masquerade

本当の私は仮面の後ろにいます。
The real me is behind the mask.

約1年数か月前、NFT活動を始めた私が、メインコレクションとして立ち上げたのがダークヒロイン（Dark Heroine）コレクションでした。
ダークヒロインたちが内面に抱えている闇の部分（弱い自分、愚かな自分、冷酷な自分など）との葛藤を描いた作品集です。
その根底にある思想は、すべてのものには光と影があり、それらは表裏一体で、影を見なければ本当の光の価値が分からない、というものです。
その第一作目がこの仮面舞踏会/Masqueradeでした。

二人の少女は、同じ人物が内包する光と影を表象しています。
影の少女が薄笑いを浮かべながら、勝ち誇ったように光の少女を仮面で覆っています。まるで影が光を征服したかのように。

仮面舞踏会というタイトルは、仮面を被せられ、本当の自分を押し殺して踊らされているというイメージから付けました。
ここで描きたかったのは、抑圧された自己を解放するための少女の心の葛藤であり、それに伴う苦しみや痛みです。
仮面に描かれた涙はその哀しみを、ケーキにかかっているストロベリーソースは、その痛みを表現しました。

当時は、少女が抱える葛藤のネガティブな部分を徹底的に描くことに注力していました。
そのためかなりダーク要素が強い作品になっています。

ダークヒロインは、そのまま私自身でもあり、これまで抱えてきた葛藤や積み重ねてきた思考の遍歴を表現することで、自分独自の世界観を構築したいとの思いで活動を続けてきました。
自己葛藤がもたらす哀しみや痛み、憤り、憂いなどの隠れた感情を自分の作品に昇華していきたいという思いがコレクションのベースにあります。

こちらの記念すべき第一作目をキャンバスアートとして販売を開始しました。10部限定となっています。
お迎えいただいた方には、、キャンバスアートの作品がNFT作品であることを証明するNFT Certificate（Polygon）をお送りします。
SHOPはこちらです。
https://artmansiontokyo.booth.pm/items/4475723